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給食のない横浜の中学校で、7月1日に始まった「ハマ弁」の味は?

ココがキニナル!

中学校昼食の「ハマ弁」についての調査をお願いします。(カレー南蛮さん)

はまれぽ調査結果!

「ハマ弁」初日の7月1日は対象12校、約8600人のうち101人が注文。実際に食べた生徒からも「あたたかくておいしい」と好評だった

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ライター:はまれぽ編集部

「ハマ弁」開始!



横浜市教育委員会が導入を進めてきた有料の温かい配達弁当「ハマ弁」の提供が2016(平成28)年7月1日(金)から緑区・青葉区・都筑区の12校で始まった。
 


7月1日から「ハマ弁」が実施された12校
 

市教委が2015(平成27)年12月に取りまとめた「横浜らしい中学校給食のあり方」では「『家庭弁当』を基本とし、家庭弁当と事前予約による『配達弁当』、どちらも選択できる環境を整え、当日注文できる『業者弁当』で補完する」としていて、三段構えの体制が整った形になる。

「ハマ弁」初日の7月1日は、対象全12校、約8600人の生徒のうち、全体の約1.17%にあたる101個の注文があった。今回は、都筑区の荏田南中学校(榎登志裕〈えのき・としお〉校長)で実施された試食会に参加した。
 


横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」から徒歩約15分
 

同校では728人の全校生徒(5月1日時点)のうち、1年生2個、2年生6個、3年生3個の計11個の注文があった。午後0時25分の昼食を前に、午前11時30分ごろ、業者から学校に「ハマ弁」が届けられた。
 


トラックにも「ハマ弁」の文字が
 

保温材が入った特製のケースで届けられる
 

「ハマ弁」は授業中に準備され、午後0時25分の昼食の時間になると、名前を確認しながら一人ひとりに手渡された。
 


名前や注文内容を確認
 

生徒に直接手渡しする
 

「ハマ弁」は「ごはん・おかず・汁物」の3点で390円(税込み、以下同)。このほか、汁物(30円)や牛乳(80円)を単品で注文できる。
 


「ハマ弁」の価格表
 

主菜は肉料理と魚料理が選べる。記念すべき「ハマ弁」最初のメニューの主菜は「煮込みハンバーグ」と「たらのカレームニエル」、汁物は「コーンたっぷりポタージュ」だった。
 


 

副菜も充実
 

容器は暖かく、ふたを開けると、ほんのり湯気が
 

市教委の栄養士によると、主食となる米と主菜、副菜の割合は3:1:2。脂質の摂りすぎに配慮しつつ、塩分は3グラム未満。たんぱく質や海藻、豆類も食べやすいようなメニューを心がけているという。

容器にもこだわりがある。おかずの箱のふたに溝を作り、ごはんと汁物の容器がずれ落ちない作りになっている。
 


この溝に
 

キッチリはまる
 

また、ごはんやおかずの箱は二重になっていて、かつ溝や仕切りを作っている。水分でご飯がべちゃべちゃになったり、それぞれのおかずの味が混ざったりしないようにするための配慮だという。
 


あたたかく、しっかり米の粒がたっていた