10月7日(金)～9日(日)に行われている『スマートイルミネーション横浜』は、象の鼻パークや山下公園、日本大通り、元町などを舞台に、消費電力を抑えたイルミネーションが輝く光のアートプロジェクト。
　

象の鼻ピアからみなとみらいを眺める

心地よい秋の夜長は、イルミネーションアートを眺めながら散策するのにぴったり。

さっそく『スマートイルミネーション横浜』の会場にでかけてみた。

山下公園のキャンドルとひかりの実

最初に向かったのは山下公園。駐車場の上にある水の階段や世界の広場にたくさんのキャンドルが置かれている。
　

揺れる炎は柔らかく、心温まる

これは、横浜を愛する85000人以上が集まったmixiコミュニティ「I Love YOKOHAMA」メンバーによるもの。
　

階段をのぼって振り向くと、みなとみらいの夜景を背後に揺らめくキャンドルの光

クールな夜景を背景にしたキャンドルの光は、暖かく、優しい。

見上げた横浜マリンタワーの展望フロアでは、天井に色彩が踊っている。
《Color with Sound　光と音のコラボレーション》の光だ。
　

横浜マリンタワーの展望フロアの窓がカラフルな色に染まる

山下公園の中を大さん橋に向かって歩いていくと、インド水塔近くの木立に、ぼんやり光るものがたくさん下がっている。

これは、≪ひかりの実≫。
LED電球と電池を入れたカラフルなオブジェで、参加者が袋にスマイルの絵を描いている。
　

≪ひかりの実≫越しにベイブリッジが見える

普通、木にイルミネーションをつける場合、表参道のクリスマスイルミネーションのように小さい電球を枝にびっしりとからませるが、これはひとつの灯りがリンゴくらいのサイズ。

そのため、淡く光るカラフルなフルーツが実っているように見えて、豊穣の秋にふさわしい。
　

氷川丸のライトアップを彩る

≪ひかりの実≫越しにライトアップされたベイブリッジや氷川丸を見ると、より幻想的な雰囲気を感じる。

この≪ひかりの実≫は、スターバックスコーヒーの横浜公園店と横浜元町店、元町商店街、横浜海岸教会、シルクセンターの桑の木、ホテルニューグランドなど、さまざまな場所に飾られている。