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新たに誕生した横浜の観光路線バス「ぶらり観光SAN路線」って?

ココがキニナル!

9月30日を最後にベイサイドラインが廃止になり、10月1日から横浜市営バスのぶらり観光SAN路線の運行が開始。取材して(浅間町9-4532さん)

はまれぽ調査結果!

横浜駅をスタートし、三渓園、横浜赤レンガ倉庫、野毛山動物園に向かう3つのルート「ぶらり観光SAN路線」を新設。交通局も利便性向上に期待

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ライター:田中 大輔

国内からはもちろん、海外からも多くの観光客が訪れる街、横浜。市の関係局や部署が各々の分野で、観光に来た人を満足させようと努力をしている。
 


2015年は過去最多3761万人が横浜に!
 

その一環として、観光客の“足”を担当する交通局が、2016(平成28)年10月1日から新たな事業を開始した。

それが、「ぶらり観光SAN(さん)路線」という、横浜が誇る観光スポットを巡るバス路線だ。



BAYSIDE LINEに代わって



これまで、交通局では定期観光バス「横濱BAYSIDE LINE(ベイサイドライン)」を運行してきた。

みなとみらい地区を中心に、大さん橋や三渓園、マリンタワーや赤レンガ倉庫などを巡る2つのコースを有し、毎週土曜日には夜景を楽しむことのできるコースもあった。
 


こんな夜景を眺めることができた
 

交通局の市内遊覧バス事業は、1935(昭和10)年12月から続けてきた歴史のあるもの(昭和12年10月~昭和27年12月は運行中断)だったが、こちらはニーズの変化などから、2016年9月一杯で終了。
 


すでにお役御免となったBAYSIDE LINE
 

代わって10月からは、新たに「ぶらり観光SAN路線」が運行スタートの運びとなった。

この「ぶらり観光SAN路線」は、いずれも横浜駅から出発。

三渓園へ向かう「ぶらり三渓園BUS」、横浜駅前と赤レンガ倉庫を結ぶ「ぶらり赤レンガBUS」、そして野毛山動物園へと運んでくれる「ぶらり野毛山動物園BUS」の3路線からなっている。
 


これが新しい横浜観光の足となる「ぶらり観光SAN路線」のバス(画像提供:横浜市交通局)
 

なにしろ特徴的なのは、おなじみの市営バスとは一目で違いの分かるその外観。

それぞれの目的地を表すラッピングバスになっていて、初めて横浜を訪れた人や外国人にも分かりやすいようになっている。
 


 

 

それぞれのスポットを表した3種類のラッピングバス
 

三渓園の豊かな緑と抹茶をイメージした緑のバス、赤レンガと港や空のブルーを配したバス、動物園のパンフレットや看板でもおなじみの動物のイラストが入ったバス。

この3つのバスが、交通局が新たに仕掛けた「ぶらり観光SAN路線」というわけだ。