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ココがキニナル!

戸塚区舞岡にあるリサーチパークって何の施設なんですか? その周りの東京ドーム3個分の土地もリサーチパーク構想らしいですが何ができるのですか?(山下公園のカモメさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「舞岡リサーチパーク」の第1期地区は完成。第2期地区は2020年度以降までに、緑豊かな公園と墓園として整備される予定。

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2017年03月02日

ライター:岡田 幸子

「リサーチパーク」というと、「横須賀リサーチパーク」が思い浮かぶ。施設最寄駅である京急線「YRP野比」駅の駅名を初めて耳にし、そのアルファベット部分が「Yokosuka Research Park」の略だと知った時の衝撃は、わりと大きかった。
 


そんな「リサーチパーク」が横浜市内にもあるという

 
しかも、その構想は未完のままだとか・・・キニナル!

今回のキニナル投稿である「戸塚区舞岡のリサーチパーク」を解決するべく、横浜市の各担当職員のみなさんと、戸塚区職員のみなさんに、戸塚区役所に集合していただいた。
 


2013(平成25)年に新築された戸塚区役所、ぴっかぴかです


こんなに多くの関連職員のみなさんに集まっていただけた

 
お集まりいただいたなかでも、特に詳しく「舞岡リサーチパーク構想」とその今後について解説していただいたのは、横浜市都市整備局市街地整備推進課の橋詰勝彦(はしづめ・かつひこ)課長、環境創造局公園緑地整備課の甲斐泰夫(かい・やすお)担当課長、健康福祉局環境施設課の高岡昭人(たかおか・あきひと)担当課長、戸塚区役所区政推進課の寒河江周一(さがえ・しゅういち)課長の4人。
 


左から橋詰課長、甲斐担当課長、高岡担当課長、寒河江課長

 
さっそく、「戸塚区舞岡にあるリサーチパーク」についてお話を伺ってみよう。



ハマスタ約9個分!? 「舞岡リサーチパーク構想」って?

投稿の「舞岡にあるリサーチパーク」とは、1985(昭和60)年、横浜市営地下鉄1号線(現ブルーライン)開通とともに、同路線「舞岡」駅北側に、バイオテクノロジーなどの先端技術産業拠点を形成することを目的に開発された施設だ。
 


第1期、第2期に分けた区画整理事業を展開する構想

 
横浜市が策定した、うるおいある都市作りのための総合計画「ゆめはま2010プラン」や、国土交通省の同意を得た「横浜業務核都市基本構想」のなかでも、同エリアは研究開発施設などの立地を図る地区として、「戸塚副都心」の一部に位置づけられていた。

1989(平成元)年には第1期事業の事業施行認可がおり、翌年には「特別法人横浜市土地開発公社」や土地所有者らがおよそ9ヘクタール(9万平方メートル、横浜スタジアム約3.4個分、東京ドーム約1.9個分)の土地造成工事を開始。約35億円の事業費(用地費除く)をかけて1994(平成6)年に竣工し、「横浜市立大学木原生物学研究所」などの施設が次々と入居。第1期が完成となった。

 

「木原生物研究所」は、食料の安定供給と環境保全に貢献する研究機関


施設脇には実験農園らしきものが広がっている

 
引き続き、計画は隣接する約15ヘクタール(15万平方メートル、横浜スタジアム約5.7個分、東京ドーム約3.2個分)の用地にも同様の先端産業施設誘致を進める、第2期へと進む。

しかし、長引く経済の低迷などを受けて、民間企業や研究施設の誘致は難航。着工を前に中断してしまい、用地は「特別法人横浜市土地開発公社」が取得したまま、長く手付かずとなっていた。

 

看板の劣化から、長くこの状態であることがうかがえる

 
橋詰課長によると、「現地は新たに建物を建てたりすることが抑制された『市街化調整区域』ということもあり、長くそのままの状態で保存されてきました。しかし、2014(平成26)年3月31日に横浜市土地開発公社が解散したことにより、用地所有権が横浜市へと移管されたことを受けて、構想の見直しに着手することとなったのです」とのことだ。

2013(平成25)年に策定された新たな土地利用計画では、人の手の入っていない樹林地を保全しながら、市民に親しまれる緑地に再生する方針が示された。具体的には災害時に避難できる広場や体験型農園を擁する公園と、全市的な課題となっている墓地需要に対応するため、緑豊かな墓園を整備する計画が持ちあがったのだ。

 

土地利用計画の基本的なゾーニング案がこちら※クリックして拡大

 
公園と墓園とは、先端産業拠点を目指した「リサーチパーク構想」からは、大きな方向転換となっている。そんな計画と、現地の現状を調査してみよう。
 
 

 

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