横浜DeNAベイスターズ誕生へ!ファンの反応は!?
ココがキニナル!
ベイスターズがDeNAに譲渡されることが決まり、新球団名なども発表されましたが、ファンはどう思ってるんでしょう?(ケンケンさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
複雑な心境のファンが多い!?市民が望んでいるのは「強いベイスターズ」!!
ライター:田中 大輔
「私も含めて負けず嫌いが多いんで、やっぱり勝ってくれる球団になってほしい」
11月4日、日本野球機構(NPB)に加盟申請した直後に行われた囲み会見で、ベイスターズの新オーナーとなる株式会社DeNAの春田真会長はそう語った。
ご存知の通り、ベイスターズは新たな親会社の元「横浜DeNAベイスターズ」として新たな船出を迎えることになった。今回の出来事はファンにどう受け止められたのだろうか。
いざ現場へ!
11月4日、加盟申請が行われた日本野球機構へ訪れると、建物の入り口、オフィス内ともにかなりの数の報道陣が詰めかけていて、ごった返している状況だった。
春田会長らが現場に姿を現したのは15時ごろ。滞りなく申請を済ませ、いよいよ新星ベイスターズに向けて具体的に動き出していくこととなった。
現場は報道陣や野次馬がビッシリで緊張感が漂っていた
注目の球団名は……
春田会長は加盟申請を終えた後、15時半ごろから日本野球機構で会見に応じた。
注目の集まった球団名について問われると「“横浜DeNAベイスターズ”で申請させていただきました」。
当初はDeNAの看板サービス名である“モバゲー”をチーム名に使うのではないかと言われ議論になったが、これを断念したことをどう思うか、と聞かれると
「我々からどういう球団名にしたいかというのは一度もお話したことがない。断念というのは違うかな、と思う」とアッサリ。
しかし、“モバゲー”を球団名に組み込むための社名変更については「球団名というよりも、社名とサービス名が違うことに社内でスポットが当たって、もう一回考える契機だよね、という話になった」と含みを残す格好に。
新ポスト、GMを設置!
人事については「どう強くしていくか、骨格から考えられる方をGMという形で迎えて、その方を中心で」と、GM設置構想を披露。
ゼネラル・マネージャー(GM)は、今月11日公開の映画にまでなった「マネー・ボール」のビリー・ビーンでもお馴染みの通り、球団の人事面を取り仕切る役職のことだ。
具体的な人選についても「イメージがあるかないかと言えば、あります」と答えるなど、水面下で選考が進んでいるようだ。
はまれぽ編集部にも、DeNAからの発表がメールで知らされた
喧嘩する相手じゃない
もうひとつの注目ポイント、横浜スタジアムとの話し合いについては「収益配分に関する議論はあるが、まずは全体の(収益の)パイを大きくしようというのが我々の考え方。そのために必要なことを一緒に考えたい。その中でシェアの見直しもあると思っている」と答え、「喧嘩する相手ではない」と発言した。
これについて横浜スタジアムにコメントを求めたが、「オーナー会議などを経て、正式に決定するまではコメントは控えたい」とのことだった。
喧嘩と言えば、一部の球団がDeNAが親会社になることに強硬に反対していると伝えられているが、オーナー会議への見通しを尋ねられると、「経験したことがないので分からない」として上で、「ヒアリングのときに、質問等々があればしっかりお答えしたい」と意欲を語った。
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