歌って踊れる親善大使にCKB!? 「横浜開港祭2017」の見どころは?
ココがキニナル!
クレイジーケンバンドも出演するという今年の開港祭。オススメのステージやイベントは?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
1000人で横浜市歌を歌う「ドリームオブハーモニー」はもちろん、今年は「歌って踊れる観光親善大使」のステージにも注目!
ライター:はまれぽ編集部
次世代へ
横浜市民であれば、毎年特別に感じるであろう6月2日。158年前のきょう、1859(安政6)年6月2日は海外との自由貿易が始まり、現在の横浜の礎となった横浜開港の日だ。
その、いわば横浜の誕生日である6月2日から3日までの2日間、横浜市中区の臨港パークを中心に「横浜開港祭2017」が行われる。
港への感謝を込めて
前身の「国際デープレ横浜どんたく」から数えて36回目となる今年の開港祭のテーマは「開港からの英知・想いを未来へ繋ぎ 次世代との共鳴を広げる市民祭」で、さまざまなイベントも行われる。
横浜の海をバックに駆け抜ける「チビッ子ミニ駅伝」や
「スウィーツパラダイス」も毎年人気のイベント
水陸両用バスの乗車体験もできる
また、市民1000人が参加して一斉に横浜市歌などを歌い上げる「ドリームオブハーモニー(DOH)」やレーザーや音で演出された花火「ビームスペクタクルinハーバー」なども。
1000人のコーラスは一聴の価値アリ!
注目は、6月2日午後7時から横山剣(よこやま・けん)さん率いる「東洋一のサウンド・マシーン」、クレイジーケンバンド(CKB)のスペシャルライブ。
スペシャルライブ、イーネッ!
市立の小中学校、高校は休日となるため、子どもや家族連れを中心に多くの人が足を運ぶ開港祭。
今年の実行委員長である野並晃(のなみ・あきら)さんは、自身が開港祭に携わるのは初めての経験。「身の引き締まる思い」と背筋を伸ばす。
本番9日前。「大丈夫かという想いと楽しみが半々」と野並さん
「横浜市民であれば多くの人が知っているお祭りということもあり、大きな責任を背負った」と表情を引き締める。
しかし、本人いわく「根が楽観主義」のため、「不安に思っていても6月2日は来てしまうし、過ぎてしまう。であれば、会場に来た人を笑顔にするため、いろいろな準備を全力でするし、実行委員長というのは、それをさせてもらえる立場だと思う」と前向きにとらえる。
過去に開港祭で取材した家族連れ。素敵な笑顔
「ゼロからイチを作り出すのは得意な方ではない」と話すが、「知見や開港祭にかける熱い想いを持っている委員や外部の人の考えを引き出して、形にしていくことが自分の仕事」と野並さん。
その考えが一つの形となって実現したのが、開港祭では初めての取り組みとなる「横浜開港祭サイクルピクニック」。自転車の楽しさを体験し、人と環境にやさしい交通のあり方を考えるプログラムだ。
当日は300人が横浜らしい青の衣裳を着て街中を走る
(出展:デンマーク大使館)
野並さんは「横浜が継続的にいい街であり続ける理由は、横浜以外の人から持ち寄ってもらった考えを取り入れているからだと思う。テーマに込めたように、この英知や想いを次世代につないでいきたい」と話していた。