駐車場は利用時間によって選ぶべし！

やってきました、きょうも煌（きら）びやかな横浜中華街。遠方から横浜にお客さんがくるときは車で中華街へ連れていく人も多いだろう。

　

多くの観光客が集う中華街

　
筆者は横浜スタジアム（以下、ハマスタ）へ車で行くことも多く、この辺りの駐車場事情は以前からキニナっていた。1本路地が違うだけで倍近い駐車料金になることもあるからだ。夏休みは家族連れの観光客も増え、電車だけではなく車を利用する人も多いはず。

　

中華街は、山下公園やハマスタからも近い（Googlemapより）

　
家族サービスも忙しい編集部・小島とともに最新の中華街駐車場事情を徹底レポートする。歩きまた歩き、料金体系を比較してお得な駐車場をお伝えしていこう。

　

徹底比較、スタート！

　
みらとみらいと違い、中華街のメーン通りは車両通行止めになり、レジャー施設に併設している駐車場もほぼない。そのため、「横浜中華街発展会」に駐車場について問い合わせをした。

すると、発展会では公式ホームページで案内している4つの提携駐車場をすすめているという。まずは、発展会おすすめの提携駐車場から調査を開始し、周辺のコインパーキングもじっくり見て回ろう。



〇チャイナパーク

１つ目は朝陽門（東門）の横にそびえるチャイナパーク。中華街最大級のタワー式駐車場は、ハイルーフ車や車幅の広い車種にも対応しているので安心だ。

　

山下公園にも近い場所（Googlemapより）

　
営業時間は午前10時～午前0時。（入庫は平日午後10時まで、土日祭日午後11時まで）。料金は平日30分300円、土日祝日は30分350円。

平日のみ1日最大料金が2000円となる。今のところ提携店はSEGA横浜中華街、聘珍大甘栗の中華街東門店の2店舗のみ。この店舗を利用すると金額によって割引料金となる。

　

3ナンバークラスもOKのチャイナパーク

　
先に調査結果の一部を言ってしまうと、中華街周辺には40ヶ所ほどの駐車場があり、相場は1時間あたり平日600円、土日祝日800円～1000円、1日の最大料金は、平日2000円、土日祝日は適用ナシといったところだ。この金額をひとつの目安として見ていくと、高いか安いか分かりやすいだろう。


〇横浜中華街パーキング（横浜中華街停車場）

　

ローズホテルの近く（Googlemapより）

　
営業時間は24時間。料金は、平日・土日祝日とも30分350円。以前は平日が30分300円だったが、2017（平成29）年4月1日より全日料金が統一されているのでお間違いなく。ちなみに、1日最大料金は平日のみ2100円が適用される。

　

1階に待合室や多目的トイレがあるのが便利

　
この駐車場の大きな利点は、提携している店を利用すると無料か割引になること。なんと約60の店舗でサービスが受けられる。例えば華正樓本店で食事をすれば2時間無料なのだ。
店舗側に看板などで駐車場の案内を出していないところが多いので、提携マップで確認して利用してほしい。

　

飲食店やお土産屋など約60店舗でサービスを受けられる
　

福満園新館など駐車場提携の案内を出しているところも
　

〇ピットインパーキング横浜中華街

　

ハマスタ近くの駐車場（Googlemapより）

　
東横イン横浜スタジアム前1階にあたる駐車場。営業時間は24時間。午前7時～午前0時の時間帯は、最初の1時間300円。以降は20分100円。1日最大料金は1800円。午前0時～午前7時は1時間100円。休日も同一料金となり、このエリアでは格安だ。

ハマスタでDeNAベイスターズの試合がある日など、とくに週末は宿泊客の利用も多く満車になることもしばしば。ハマスタのスケジュールと合わせてチェックしてみよう。

　

宿泊者は1泊800円。一般客も使える駐車場
　

〇パークネット横浜公園駐車場

　

ピットインパーキングの向かいにある（Googlemapより）
　

ダイワロイネットホテル横浜公園に併設している駐車場。営業時間は24時間。料金は全日30分150円。入庫から12時間まで最大料金1500円。

こちらもハマスタ近くで格安の明朗会計だが、この辺りのエリアでは車高制限が最も低い155cm以下となるので注意が必要。小さめの車ならおすすめだ。

　

ハマスタからも近くて便利

　
横浜中華街が案内している駐車場は以上の4ヶ所。ここからは1本1本の路地を歩き4時間かけて40ヶ所の駐車場を比較した中から、料金が安いところ、注意が必要なところなどをピックアップして紹介する。