11月に盆踊り?「よこはまアラメヤ音頭」とは?
ココがキニナル!
桜木町駅前で行われた『よこはまアラメヤ音頭 国際盆踊り大会2011』。「よこはまアラメヤ音頭」というのはいったい何で、そしてなぜ11月に盆踊りなんですか?(蔵憎さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
『よこはまアラメヤ音頭』は、市歌をアレンジした音頭。昨年11月にAPECで国際デビューを果たしたので、1周年を記念してこの時期に行われた。
ライター:吉澤 由美子
11月12日(土)、桜木町駅前広場で『よこはまアラメヤ音頭 国際盆踊り大会2011』が行われた。
老若男女、誰もが踊りやすい振付とリズム
駅前に到着すると、盆踊り大会のノボリやポスターとともに、コカコーラのステージカーがスタンバイしている。その先にあるコレットマーレのエントランスにはクリスマスデコレーションがあり、季節感がカオス。
アラメヤ音頭ステージカーの横にそびえるランドマークタワー
しかも「よこはまアラメヤ音頭」というタイトルが不思議さを倍増させている。
いくつもの疑問を抱えながら、主催者の方にまずはお話をうかがうことに。
「踊りながら取材してくださいね」と、よこはまアラメヤ音頭の会の藤澤智晴さん
よこはまアラメヤ音頭とは
横浜市立の小学校に通った人ならみんな歌える横浜市歌。
1909年の開港50周年記念式典で披露され、以来百年に渡って横浜市民に愛されてきた横浜市歌の音頭バージョンが去年誕生した。それが、BON-DANCE 横浜市歌『よこはまアラメヤ音頭』
最初聞いた時は「アラメヤかあ。さすがに開港の地だけあって、外国風なのね」と思ったら、森林太郎(鴎外)が作詞した横浜市歌の1フレーズ「この横浜にまさる あらめや」から採られたタイトルなんだとか。
会場で配られてた「よこはまアラメヤ音頭」のウチワ
横浜を代表するグラフィティアートの第一人者、ロコ・サトシさんが描いたオリジナルキャラクター、「アラメちゃん」イラスト入りのウチワも会場で配られていた。
BON-DANCEだからもちろん振付もある。最初は手旗信号で「ヨ・コ・ハ・マ」のポーズを決め、波の手振りと続き、途中で「日本を眺めるペリー」「ランドマークを見上げる」といった振りが入って、両手を広げて体を傾けた「いいじゃん!」が最後のキメポーズ。
踊り方を解説したポスターもあった
それにしてもなんで11月に盆踊りをと主催者の方にうかがうと、去年11月12日に、横浜で行われたAPEC(エイペック)のレセプションで「よこはまアラメヤ音頭」が国際デビューを果たしたことを受け、その1周年を記念しての『よこはまアラメヤ音頭 国際盆踊り大会2011』なのだそう。
目立つノボリも「アラメちゃん」のキャラクター入り
イベントスタートの30分くらい前になると「よこはまアラメヤ音頭」の踊り方解説映像がステージカーで流される。
踊り自体は歌詞と連動した意味のある振付で、シンプルな動き中心だからとっつきやすい。
盆踊りには珍しい「隣同士で手をつないで輪になる」振付
出場するダンスチームやゲストのパフォーマーもスタンバイしはじめて、そろそろ時間かなと思っていると、いきなりサンバがスピーカーから流れてきた。