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第三京浜保土ヶ谷料金所の近くに見える鳥居の正体とは?

ココがキニナル!

第三京浜下りを走っていると保土ヶ谷料金所の手前で脇の一般道に小さい赤い鳥居がチラッと見えるのが気になって仕方ありません。あれは何ですか?(山下公園のカモメさん)

はまれぽ調査結果!

門扉など鋼製品の製作を行う片倉建鉄株式会社の工場に展示された見本の鳥居。1966年の創業当初から鳥居の製作を行っている老舗だ

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ライター:小方 サダオ

道路沿いに並ぶ鳥居群



投稿によると高速道路の料金所の近くに鳥居が立っているという。道路沿いに神社でもあるのだろうか? などと推測しながら、まずは現地に向かった。
 


謎の赤い鳥居が見えるという場所(青矢印、Googlemapより)

 
横浜駅のあたりから、高速道路の第三京浜の保土ヶ谷料金所方面に向かう。
 


第三京浜の保土ヶ谷料金所付近

 
第三京浜の出口付近にある側道を曲がると、右側の建物の高い位置に鳥居が掲げられていることに気づいた。
 


左折して側道に入る

 


左側にある高速道路の出口

  


しばらく進むと右側の建物に鳥居が・・・

 
さらに建物の周りにも、門扉(もんぴ)などとともにいくつもの鳥居が並べられている。門扉を作っている工場のようだが、鳥居まで置かれているのは神社関係の依頼主が多いからなのだろうか?
 


中空を見つめる鳥居が目を引く

 


建物の周囲に並べられた門扉と鳥居

 
「片倉建鉄」という鋼製門扉などの製造販売メーカーのようだ。
いろいろとキニナッたため、中に入り取材を申し込む。片倉建鉄の部長、小田鉄也(おだ・てつや)さんが応じてくれた。
 
 
 

門扉メーカーが鳥居を作ることになったわけとは


 


片倉建鉄の小田さん

 
会社に関して伺うと「弊社は1966(昭和41)年創業で、鉄、ステンレス、アルミを加工し特注門扉を造っています。電動門扉の需要も多く、著名人の自宅用門扉からJAXAなど公共機関や企業の大型門扉を納めています」
 


某企業家邸宅の門扉

 


製作中の門扉。遠方の金沢市内に納める

 
「電動で開閉する自動門扉は、業界でも早い時期から販売を始めました。今話題のIOT(インターネットを通じて使用する機器)技術でスマートフォンで開閉も出来ます」
 


約50年前から自動リモコン門扉を製作している

 


スマートフォンで操作する最新式の自動門扉

 
 
鳥居を製作することになったきっかけは?・・・キニナル続きは次のページ≫