横浜でのんびりピクニックのできる場所を教えて!
ココがキニナル!
横浜でのんびりピクニックのできる場所を教えてください。できればあまり知られていない場所がいいです。(安西さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
のんびりできる本牧山頂公園、こども自然公園、玄海田公園、そして意外と見落としがちな2つの公園を紹介!
ライター:吉岡 まちこ
さすが横浜市。総合公園があちこちにある。
座ってお弁当を広げれば、土手でも駅前のベンチでも気分はどこでもピクニック!
選択肢はたくさんあるが、今回「はまれぽ」で描くピクニック像は、“公園で芝生にシートを広げる”図としてみようと思う。
広~い芝生と言うと根岸森林公園がまず思い浮かぶ。それに、テニスコート、サッカー・野球のグランドがあるような運動公園にも、たいがい広い芝生広場が付いていて、18区中16区にそういう公園を持っているのはさすが横浜市だ。
※記事最後にこれら運動公園を紹介します。
こんな広~い芝生公園が近くにあったらうらやましい
(瀬谷本郷公園/瀬谷区 写真:横浜緑の協会提供)
しかし今回の要望は、穴場的な所をとのこと。
開放的な気持ちになれて、しかものんびりと自分だけの時間が過ごせそそうな場所を探してみよう。
さらに新エリアも誕生 ◆本牧山頂公園◆
一つ目はマイカル本牧近く、平成10年3月に開園した「本牧山頂公園」。
名前の通り3つの山の頂きをつないだ公園。山の上という特別感と、見晴らしが最高!
尾根づたいに歩いて横断しながら、あちこちの芝生でくつろげる。
少しずつエリアが拡がり、2011年4月にさらにアメリカ坂の向こう荒井地区も公園になったばかりだ。
駐車場やバス停から、ともかく上へ上へと歩いてみよう。
本牧小の方角から上がる時に通る木立の道
ふ頭のクレーンや海を見渡せる丘にたどり着く
センターハウスのある丘の上、思わず歓声が出る眺め。芝生では親子がゴロゴロ斜面を転がっていた。
ここが山頂と思いきや、横の道を入るとまだ先に目くるめく景色が!
春は桜の下でシートを広げたいような芝生を通り過ぎ、さらに上をめざしてみよう。
尾根と言っても広くて、どこもかしもこイイ感じだ
めざす山頂はすぐそこ
山頂からの眺め。ここ「まきばの丘」はピクニックにぴったり
むかし牧場だったので「まきばの丘」というらしい。
すごいのは、この山頂まで車椅子でも来られること。つまりベビーカーもOKだ。
バーべ―キュー広場もあり、要予約制で平日10組まで。青少年団体はキャンプもできる。
住宅街から公園に入れる道があちこちにあって、なんだか楽しい
風と空が近くて、なんともヨコハマらしい~
林の深さに、町の中にいることを忘れそうだった。でもランドマークやベイブリッジや港が見える所に来ると、横浜だったことを思い出す。市街地から気軽に入れる開放感もすごく良かった。
■本牧山頂公園
横浜市中区和田山1-5 TEL.045-622-2766
JR石川駅・根岸駅・桜木町駅・横浜駅から市営バス「和田山口」下車。
駐車場:マイカル本牧側の一ヶ所。1時間300円。
(バーベキュー広場を利用する場合のみ、アメリカ坂口にて短時間の荷下ろし・荷揚げのためのスペース利用可)
バーベキューは3/1~11/30 平日10組まで予約制
動物もダッコできて、釣りもできる ◆こども自然公園◆
周辺のかたには知られているかもしれないが、旭区の「こども自然公園」、通称大池公園は、ただ広い芝生でのんびりするだけでなく、プラスαの楽しみがある公園。
園内に「万騎が原ちびっこ動物園」、通称ちびっこ動物園があるのだ。
公園の真ん中、屋根のかかった「ちびっこ動物園」
モルモット、ハツカネズミ、ヒヨコ…。かわるがわるダッコしてるとあっという間に時間が過ぎる。
4年前までいたポニーやウサギ、ヤギ、ブタのうち、ポニーとヤギは金沢自然動物園で今も元気だそうだ。
ブラシでなでなで。「ずっとあきない」と7歳の男の子
大人でも手のひらにのせるだけで癒される~!
第一駐車場から入った目の前に広がる池では、一応リリースが基本で釣りもOK(ただしルアーは禁止)。
フナ、コイ、クチボソが釣れるとか。
のんびりと釣り糸をたらしている人もチラホラ…
歩いていると草地があちこちにある
ピクニック広場という名前の場所はというと…
ベンチとテーブル式。第2駐車場からなら近い
ピクニック広場は、木に囲まれ公園の中でもとりわけ静かな場所。公園内に点々とある草地のほうが開けていて明るいかな?
広い草地を駆け回れるわけではないが、公園全体が適度にゆるい感じが漂い、なんだか居心地いいのだ。
■こども自然公園
横浜市旭区大池町65‐1 TEL.045-311-2016
相鉄線「二俣川」駅 徒歩15分または相鉄線「南万騎が原」駅 徒歩7分
駐車場:2時間300円・以降20分50円。
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