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ビールを積んだ船で運河パレードに突撃! 船と陸で手を振り合う一日に密着した

ビールを積んだ船で運河パレードに突撃! 船と陸で手を振り合う一日に密着した

ココがキニナル!

11月10日に開催された第6回横浜運河パレード。当日のイベントの様子は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

2018年の運河パレードは天候にも恵まれて大盛況! 船での「出来立てビール」運搬や、各会場のイベントの様子に密着した

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ライター:はまれぽ編集部

晴天に恵まれた2018(平成30)年11月10日、「横浜運河パレード」が華々しく開催された!
 


静かな川面がにぎやかになる一日

 
今年で6回目となる横浜運河パレードは「運河を通して地域をつなげる」というコンセプトで、大岡川から中村川、堀川など、横浜の水辺で船を活用した大型イベント。
 


パレード船団が運河と海を一回りする(公式パンフレットより)

 
運河パレードの会場は横浜日ノ出桟橋、蒔田公園、三吉橋桟橋、石川町桟橋など広範囲にわたる。パレードの船団がスタートするのは午後1時30分だが、本会場である日ノ出桟橋は午前9時から準備や朝市でにぎわいを見せていた。
 


船で運んだ商品を販売する「朝市」が開催
 

午後の防災訓練で使用する救援物資を運ぶのも水上交通だ
 

さらに、ドローンも出動中!?(今回は写真撮影に使用)

 
午前10時からは、無料で船に乗ることができる「水上交通」も運行開始。元町に近い石川町会場では駅前を流れる中村川に設けられた仮設桟橋から、運河を三吉橋方面に遡上(そじょう)する船が発進した。
 


石川町会場の桟橋の様子

 


水上交通は大人気で、早めに予約しなければ乗れないほどだ

 
また、石川町会場では午前10時から、千葉県富津市から船で届けられた名産品を販売するマルシェが開催。かつて船で往来があった富津との交流が再現されることになる。

・・・だが、時間になってもマルシェが開催する気配がない。どうやら開始が遅れている様子だ。
話を聞くと、船が橋をくぐることができず、水位が下がるのを待っているのだという。
 


我慢できずに船を見に行くと、水位が下がり慎重に橋をくぐるところだった

 
人工的な運河の水位も、潮の満ち引きと同じように変動している。普段は気しないそんなメカニズムをあらためて思い知った。

ともあれめでたく船が到着し、富津市から石川町へ特産品が届けられた。
 


富津と石川町の仮設桟橋がつながった瞬間
 

お待ちかねの名産品が到着し、マルシェがスタート!

 
各会場を結ぶ水上交通も動き出し、物販も盛り上がりを見せている。

いよいよメインイベントである船団パレードの出発が迫りつつある。そんな中で、はまれぽはあえてスタート地点の日ノ出桟橋ではなく、鶴見区生麦へと向かった。



工場の出来たてビールを直送! 海から運河パレードに乗り込む

生麦といえば、横浜でも屈指の工場地帯。横浜発祥のキリンビール株式会社の横浜工場もこちらに位置している。
 


工場見学でも人気の施設

 
今回はキリンビールさんの協力で、工場の敷地内にある「キリン桟橋」から出航する船に乗って、運河パレードの開会式に乗り込ませてもらうことになった。
 


神崎夕紀(かんざき・ゆき)工場長(写真左中央)とともに、船に乗り込む
 

運び込むのはもちろん生ビール

 
キリンビールは、横浜工場の出来立てビールを船に積んで運河パレードの開会式に届けるという役目を負っている。2017(平成29)年は悪天候の中で苦労したそうだが、今年は快晴でいかにもビール日和!

日ノ出桟橋から迎えに来た「かなもえ号」に乗り込んで、一路大岡川へ向かう。
 


いざ出発!
 

船はキリン桟橋を出て、東京湾へ。工場地帯を抜けて、横浜の運河を目指す。
 


廃線になった
新興線の線路もすぐ近くに
 

新興線を真下から!

 
しばらくクルージングすると、工場地帯から横浜都心へと突然に風景が変わる。
 


特徴的なパシフィコ横浜のシルエットが遠目でもよくわかる
 

臨港パークの観光客と手を振り合うとテンションも上昇!
 

そして船は大岡川へ。川を遡上していけば、日ノ出桟橋はもうすぐだ。
 


日ノ出桟橋に近づくにつれ、川沿いの人の姿が増えていく

 
会場に到着すると、朝よりも大勢の人々が運河パレードの開会式のために集まっていた。のんびりとした船の旅から一転して、開会式のためのビールを壇上へと運び込む。
 


このビアタンクが待ち望まれていた

 


キリンビールで乾杯し、無事に開会式が成功!

 
開会式でスタートが宣言され、いよいよ運河パレードの船団が出航! ここからは運河をゆく船団を追いながら、各地点の様子をレポートしていく。