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横浜の線路に牛?こどもの国線「うしでんしゃ」に乗ってみた!

横浜の線路に牛?こどもの国線「うしでんしゃ」に乗ってみた!

ココがキニナル!

こどもの国線に牛電車がお目見えとか!ちびっこが好きそうです!さすがに通勤時間帯以外に運行するのでしょうか?乗ってルポお願いします!(ポスポスさん)

はまれぽ調査結果!

「うしでんしゃ」は、こどもの国線で2020年3月31日まで運行中!運行予定表は東急電鉄公式サイトで公開されており、通勤時間帯にも運行している。

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ライター:若林健矢

横浜市の中でも自然豊かなこどもの国へのアクセス路線として、そして生活路線として長津田(ながつた)駅から発着するこどもの国線。
そのこどもの国線に、なんと牛が現れた!?いや、牛電車がお目見えだと?
調べてみると、どうやら「うしでんしゃ」というラッピング車両で、電車が本当に牛になったかのような見た目をしているようだ。
こんなに奇抜で個性あふれる電車に関する投稿を、はまれぽ鉄道ライター若林が見逃すはずがない!今回はポスポスさんリクエストの「うしでんしゃ」の乗車ルポに加えて、なぜこの電車が登場したのか、その経緯も合わせて調査していきたい。
 
 
 

なぜに「牛」? 東急電鉄に聞いてみた


 
しかし・・・なぜ「牛」のデザインをしたラッピング電車が走ることになったのだろう?まずはその経緯を東急電鉄に尋ねてみた。
 
担当の方によると一番の理由は「こどもの国」という観光地の魅力を発信し、家族みんなで電車に乗り、こどもの国を楽しんでもらいたい、という理由から走らせることにしたのだそう。確かに「こどもの国」は家族連れで連日にぎわっているから、そこへのアクセスのためにラッピング電車を走らせたら、子どもたちは大喜びに違いない。
 
でも、なぜに「牛」なのだ!?ほかにもかわいい動物のモチーフはありそうだぞ。
 
それには、こどもの国内にある「雪印こどもの国牧場」の影響が大きいらしい。なんといっても牧場の魅力は、実際に牛や羊などの動物と触れ合えること。その牧場を代表する動物でもある「牛」をモチーフにした電車を走らせて、こどもの国の魅力をアピールする運びになった。
 
なるほどー。十分に納得だ。
 
キニナル運行期間だが、2018(平成30)年10月11日から2020年3月末までと非常に長い。現在はまだ2018年なので、あと1年半は「うしでんしゃ」に乗れることになる。そのため「今しか乗れない!」というほどのレア感があるのかというとそうでもないが(笑)乗りたいものは乗りたい。
 
投稿してくれたポスポスさんにお答えする形で言えば「うしでんしゃ」はデータイムだけでなく通勤時間帯にも走るようだ。なぜ知っているかって?「うしでんしゃ」の時刻表は、なんと東急電鉄の公式サイトで公開されているからだ!
 


東急電鉄の専用ページに時刻表が載っている

 


曜日別に1週間分が公開されている

 
 
 
いざ「うしでんしゃ」に会いに!
 
それではわたしも、実際に「うしでんしゃ」に乗ってみよう!ということで、秋晴れの休日に東急「長津田駅」にやってきた。
 


長津田駅。こどもの国線の乗り場は西口から入ってすぐ

 
「うしでんしゃ」は、前面に牛の顔がデザインされ、車両側面は牛の身体の模様がプリントされている。側面には、しっぽまで再現されているぞ。
 


前面には牛の顔!のんびりした表情がたまらない(提供:東京急行電鉄株式会社)

 


側面にも可愛い牛さんが!(提供:東京急行電鉄株式会社)

 


よく見るとしっぽまで描かれている


残念ながら「うしでんしゃ」の牛ラッピングは外観のみ。車内はごく普通のこどもの国線車両と同じだ。