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横浜のマークにはどんな意味や由来があるの?

ココがキニナル!

横浜市章の由来について知りたいです。カナカナの「ハマ」になっていると言うのは解るのですが、その他に意味・由来があったりしないかとキニナります。(jbさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜の「き章」は、1909(明治42)年に開港50周年の記念行事として当時の横浜市役所文書課長、有賀初吉氏が創案した。

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ライター:松崎 辰彦

横浜の象徴、通称ハママーク。
その認知度は、横浜市民にとってほぼ100%に近いのではないだろうか。
 


実際に、横浜市内でヒアリングしてみたところ、「知っている」「見たことある」という声が大半であった。

 

「横浜のマーク。小学校で見た」
 

「知ってますよ。中学校で見たかな」


学校や役所でもよく目にするし、マンホールにもある。

 

当然、役所の掲示板にもハママーク
 


マンホール中央にだってある


正式名称は横浜市「き章」。妙な表記だが、漢字で書けば「徽章」となり、常用漢字にない文字を使うことになってしまうので、こんな書き方になるのだという。
ちなみによく使われる「市章」は、公式の言い方ではない。

よく見ればたしかに「ハ・マ」の二文字が入っている。書きやすく、覚えやすい。
このマークには、どんな由来があるのだろう。



ハママークは開港50周年の記念事業で制定された



このマークが横浜市の「き章」になったのは1909(明治42)年のことである。

当時「開港50周年」に沸いていた横浜は、記念行事の一環として「き章」の一般公募をおこなった。そして当選したのが、一般市民に混じって応募した横浜市役所文書課長だった有賀初吉氏の作品である。併せて横浜市歌も制定された。

この「き章」は
、1909(明治42)年6月5日に出された「告示第44号」で正式に制定されている。


本市徽章
明治42年6月5日
告示第44号

本市徽章ヲ次ノ通リ相定ム
地質 白
徽章 赤
 


寸法割合
高サハ横ノ100分ノ70
線幅ハ横ノ100分ノ8
線隙ハ線幅ノ4分ノ1

全体のデザインに関しては、ご覧の通り数字を出して厳密に決めてもいる。

しかし、実際上つねに「白地に赤」というわけにもいかず、色彩に関しては融通をきかせて運用している。事実、市職員のバッジの「き章」は青である。