横浜DeNAベイスターズの「ドラフト会議ライブビューイング」に潜入!
ココがキニナル!
横浜DeNAベイスターズがファンクラブ会員限定で行った、「ベイスターズクラフトビール ドラフト会議ライブビューイング」の様子がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
オリジナルクラフトビールを飲みながら、200人のファンが1位指名候補を予想! 会場には球団OBの鈴木尚典さんも登場し、トークショーなども繰り広げられた。
ライター:田中 大輔
クライマックス・シリーズのファーストステージで阪神タイガースに敗れ、2019年シーズンを終えた横浜DeNAベイスターズ。でも、いつまでもクヨクヨしているわけにもいかない。
日本シリーズの開幕を控えた10月17日、ドラフト会議が行われ、来季以降への準備がすでに始まっている。
球団は横浜市内に会場を設け、ファンクラブ会員を対象に5回目となるライブビューイングイベントを開催。
平日の有料イベントにも関わらず、約200人が集まった「ベイスターズクラフトビール ドラフト会議ライブビューイング」の模様をレポートしよう。
重複を避けて一本釣り!
まずは、ドラフト会議の結果を簡単に振り返っておこう。
2019(令和元)年のドラフトでは、森下暢仁(もりした・まさと、明治大。広島が交渉権獲得)投手、佐々木朗希(ささき・ろうき、大船渡高。千葉ロッテが交渉権獲得)投手、奥川恭伸(おくがわ・やすのぶ、星稜高。東京ヤクルトが交渉権獲得)投手のBIG3と呼ばれた3投手が目玉。
彼らのほか、石川昂弥(いしかわ・たかや、東邦高。中日が交渉権獲得)選手などの野手にも注目が集まり、重複指名必至の混戦が予想されていた。
パブリックビューイング会場。ファンたちも指名の行方に大注目
そんな中、DeNAベイスターズの1位指名は、地元・桐蔭学園高校の森敬斗(もり・けいと)選手。重複を避け、高校球界トップレベルの内野手を一本釣りすることに成功した。
こちらは昨年のドラフト1位、上茶谷大河(かみちゃたに・たいが)投手。彼の活躍に続け!
森選手以下、坂本裕哉(さかもと・ゆうや、立命館大)、伊勢大夢(いせ・ひろむ、明治大)の両大卒投手を2位3位で連続指名し、層を厚くしたい捕手の東妻純平(あづま・じゅんぺい、智弁和歌山高)選手を4位指名。5位以下では田部隼人(たなべ・はやと、開星高)内野手、蝦名達夫(えびな・たつお、青森大)外野手、浅田将汰(あさだ・そうた、有明高)投手と各ポジションをバランス良く指名していった。
ファンの間でも意見は割れる!?
さて、ライブビューイングイベントの方はというと、結婚式場の「ロイヤルホールヨコハマ」を会場に、ダーリンハニー吉川正洋(よしかわ・まさひろ)さんが司会、ゲストに球団OBの鈴木尚典(すずき・たかのり)さんを迎え、盛大に開催。
今も人気の鈴木さん(左)。会場には鈴木さんのユニフォームを着るファンも
参加者には申し込み時に選択した和食か中華のお弁当が配られ、加えてDeNAベイスターズのオリジナルクラフトビール3種類とソフトドリンク4種類が飲み放題となる。
平日ながら15時半の開場時刻からファンが姿を見せ、イベント開始となる16時半には大部分の席が埋まるという熱心ぶりだ。
次々と埋まっていく座席。ファンの熱心さには脱帽だ
和食弁当と中華弁当。どちらのお弁当も高級感が漂う
ビールは自分で注いで、好きなだけ飲める素敵システム
また、会場にはドラフト会議のくじ箱に模した箱が置かれ、DeNAベイスターズが1位指名で交渉権を獲得するのは誰かを予想する企画も。
正解者のうち5名には、その新人選手のサイン色紙がプレゼントされるとあってファンも真剣に考えている様子だった。
この会場では、くじを取り出す箱ではなく、票を入れるための箱
川崎市から訪れたという山岡さんは「チームが川崎にいたころからのファン」という大ベテラン。
鈴木尚典さんが大好きで、彼を見るのもお目当てだったそうだ
ポスティング制度を使ってのメジャー移籍が濃厚な筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手に触れ、「筒香さんの穴埋めをしないといけない。大砲候補の野手が欲しい」と分析。
都内から来場した別の女性ファンは、「確かに筒香の穴もあるけど、長いイニングを投げられる投手もほしい。即戦力の先発投手を」と予想するなど、スポーツ紙やネット上での予想同様に、ファンの間でも意見は割れているようだった。