バレンタインまで残り2週間。市内各地の百貨店でもチョコレートフェアが始まるなど、表向きは一見盛り上がっているようにみえる「ハマのバレンタイン」。

しかし悲しいかな、すべての女性が本命チョコを渡す殿方に恵まれているわけではない。中には「義理チョコの経費だってバカにならない。バレンタインなんて大嫌い！」なんて思っている女性もいるのではないか。

そこで今回編集部では、バレンタインにまつわる世の女性の本音を探ろうと横浜駅周辺で街頭アンケートを実施。20代の女性30人からリアルなバレンタイン事情を聞きだしてみた！

今年はチョコあげますか？

まずはこれを聞かないと始まらないこのクエスチョン。

「今年はチョコをあげる予定ですか？」
　

Q　今年はチョコあげる予定ですか？

質問に対し30人中26人（87％）が「あげる！」と回答。逆に「あげない！」と答えた4人（13％）の中には「生まれてから一度もあげたことがない」という女性も。

「あげる」と答えた26人には「本命のみ」、「本命と義理」、「義理のみ」といったチョコの内訳も聞いてみた。
　

Q　あげるチョコは本命？義理？

義理チョコにいくら出す？

続いて調査したテーマはバレンタインの「お金」にまつわるクエスチョン。

ズバリ「義理チョコ1つにいくら出しますか？」。リアル過ぎて少々答えづらい質問だったのか、回答をくれたのは19人と少なめ。「本命のみ」と答えたのは2人（8％）だけで「本命と義理」が11人（42％）、「義理のみ」が13人（50％）という結果に。やはりバレンタインと「義理チョコ」は切っても切れない関係のようだ。

ちなみに「義理のみ」と答えた人の一人当たりの平均個数は8.85個。
最も多い人で「義理チョコ30個！」という猛者もいた。
　

Q 義理チョコ買うならいくら？

100円という少々寂しい答えから、最も高額な人で「2000円」という女性も。一番多かった金額は19人中7人が回答した「500円」だった。

また、会社で配る義理チョコでも「同僚と上司でははっきりと金額を分けます」というリアルなエピソードを提供してくれた女性も。ちなみに同僚なら500円以内、上司なら1000円以上だとか。
　

Qバレンタインなんてなくなってしまえと思っていますか？

「本音ではバレンタインなんてなくなってしまえ」と思っていますか？なんて質問もしてみたが75％以上の女性が「いいえ」と回答。「はい」と答えた女子も数人いたが、その理由としては「面倒だから」という意見から、「仕事が忙しくなるから」（チョコレート屋勤務）という納得の回答も。
　

アンケートに協力頂いたアミさん（左）、マリさん（中）、モコさん（右）

たとえ本命の相手がいなくても、年に１度のお祭りごととして、巷の女性たちはなんだかんだでバレンタインの雰囲気を楽しんでいるご様子といったところか。

一方そんな女子たちを待ち受けるべく、市内の百貨店ではバレンタインに向け、どんな体制を整えているのだろうか。

横浜を代表する2つの百貨店を訪れ、今年のバレンタイン商戦について話を聞いてみた。

横浜そごう「ヨコハマチョコレートパラダイス」

まず取材に訪れたのは、今月14日まで8階特設会場でバレンタインフェア「ヨコハマチョコレートパラダイス～想い、咲き誇る～」を開催中の横浜そごう。
今年のバレンタイン市況について販売促進担当の花岡陽子さんに話を伺った。
　

案内してくれた花岡さん。自身も「チョコ大好き」だという

―今年のバレンタインの傾向をどう見ていますか？

2月14日が平日なので職場や学校で配る「義理チョコ」や友人に贈る「友チョコ」の需要が高まると考えています。売上が上がるかは何とも言えませんが、一人あたりの購入個数は例年より確実に増えると予想しています。

―今年のフェアの特徴は？

フランスの「ジャン＝ミッシェル・モルトロー」やベルギーの「プラリベル」など初登場ブランドのチョコがお目見えするほか、チョコの詰め合わせができるコーナー「バレンタインLOVEマルシェ」も会場内に設けました。チョコ単品での購入ができ、贈る相手に合わせて様々な組み合わせがチョイスできるのでおススメです。
　

メッセージ付きのチョコを贈れる「ショーギーメール」1個981円（税込）
　

単品での購入ができる「LOVEマルシェ」

フェアの混雑ピークはバレンタイン直前の10日（金）～12日（日）とのこと。
大切な人のことを考えながらゆっくりと贈り物を選びたいという方は、今の内の来場がおすすめかも。