超近未来的な空間と下町の存在する街。はま旅Vol.47「天王町編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第47回はロケ地として有名なYBPからチェコビールまで、超ユニークなお店が目白押しの「天王町」をご紹介!
ライター:松宮 史佳
知ってるけど“知らない街”「天王町」駅へ突撃!
はまれぽでもお馴染み、松原商店街がある街として有名な「天王町」。大和市出身の松宮にとって、相鉄線「天王町」というと、聞いたことはあるけど降りたことがない街。でも、すごいおもしろい街では…という予感が!とりあえず行ってみよう。
久しぶりに相鉄線で「天王町」駅へ!
降りてはみたものの、どこに行こう…。
リュックを背負った地元の人らしきおばさんに声をかけてみる。
カメラが見えず遠い目線@天王町
何かおもしろいものはないかと尋ねると、「B'zのPVに使われた横浜ビジネスパークは?」とオススメしてくれる。
おばさんにお礼を言って改札に向かい、「横浜ビジネスパーク」がある南口へ。
住宅街で迷うが、目の前にある大きなビルに気づく。「…どう考えてもあれに間違いない…」
数分歩くと、ついに巨大な近未来的空間「横浜ビジネスパーク」へ到着!
「横浜ビジネスパーク」にあるイーストタワー
ビジネス空間&憩の場「横浜ビジネスパーク」
「横浜ビジネスパーク」は11棟ものビル群からなる“巨大なビジネス空間”。だが、オフィスだけではなく、レストランやジムなどの施設も充実しており、市民にも広く親しまれている。
まずは「水のホール」へ行ってみる。水の中にある舞台といった感じでカッコいい!
B'zのPV“ねがい”で使われた「水のホール」
円形のホール内はヨーロピアンな雰囲気
「水のホール」を後にし、パーク内を散策。土曜日のせいか、あまり人がいない。
歩いていたら「ベリーニの丘」に到着。緑を見て癒される。
「ベリーニの丘(マリオ・ベリーニ設計)」やはりイタリア人作だった
広いパーク内を歩き、清々しい気分に。
帰り道、お腹が空いたので店を探していると、アヤしげなレストランを発見!空腹が限界に達したので勇気を出して入ってみることに!
黄色&緑の色合いに目がクギ付け!
プロのサービスを体験!「スパイスプラザ」
中に入るとフレンドリーなスタッフが迎えてくれる。
ヒマラヤの写真はネパール、絵はインドを感じさせる
即決で、本日のカレー・ナン(またはライス)・サラダ・ドリンクが付いたランチメニューをオーダー。
数分後、カレーとナン、サラダが運ばれてくる。カレーはスープみたいな感じ。“マイルド”を選択したが、やや辛め。スパイスのおかげで冷えた体が温まる。
「豆とチキンのカレー」
大きなナンはもちもちして美味しい!
焼きたてナン最強!
スタッフの方は「辛さは大丈夫ですか?」「お水は?」など、常に気を配ってくれる。まさにプロ!
カレーとナンを食べて人心地付いたので、スタッフの方に話しかけてみる。スタッフの方はネパール出身のボシュネットさん。来日して16年、日本語も流暢だ。
サービスのプロ・ボシュネットさん(左)と来日18年 笑顔がかわいらしいシェフのカタリさん(右)
ボシュネットさんによると、平日のランチは近くの「ビジネスパーク」に勤務している人が多く来店するという。
ふと、近くに神社があると思い出した松宮。「この辺に神社って…」と言いかける。するとその時!「神明社、この近くですよ」という若い男性の声が!
「神明社」までの道を教えてくれたのは、近隣のジムで働くテニスインストラクターの男性。カレー2種類、ナン2枚、ライスを平らげ、風と共に去って行った。うーん、漢だ。
ボシュネットさんとカタリさんにお礼を言い、「神明社」へ。
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