三浦市に新バス停誕生! 京急油壺マリンパークバス停の出来た理由とは?
ココがキニナル!
京浜急行バス油壷系統が油壷マリンパーク前まで延伸。現在は手前の油壷が終点で、マリンパークまでは徒歩約5分。観光施設なのに手前までしか路線バスが運行されていなかった理由は?(よこはまいちばんさん)
はまれぽ調査結果!
2017年からの3ヶ年で50周年イベントに取り組んでおり、バス停新設はその一環。延伸が不可能だった道路事情をクリアしてたため、新設できた
ライター:やまだ ひさえ
2017(平成29)年5月27日土曜日、三浦市に新しいバス停「京急油壺マリンパーク」が誕生した。
距離にして約350メートル。徒歩で5分弱の距離を延長し、マリンパークに専用のバス停ができるまでに49年かかった理由を取材した。
新バス停誕生の日
新バス停誕生当日、セレモニーに合わせて発車するバスに乗るために、京急電鉄の三崎口駅に向かった。
車内でも新バス停誕生をPRしている
油壺マリンパーク行の1番バスが発車する三崎口駅
発車10分前。すでに長打の列
誘導する係員の姿も見える。
午前8時25分発の1番バスがやってきた
車内は満席状態。乗車すること約15分
京急油壺マリンパークに新設されたバス停に到着
新バス停は入口建物の横にある
以前、設置されていた電話ボックスを撤去。新バス停が設けられた。
マリンパーク職員の拍手に出迎えられ乗客が降り立つ
降車を待って新バス停開設記念のセレモニーが行われる。
京急のバスに乗ってキタイワトビペンギンもスタンバイ
コツメカワウソの「嵐(あらし)」も登場を待っている
嵐君、お祝いのくす玉割りに挑戦
お見事!
参加者に拍手喝采をあびた嵐君。この後は、セレモニーの主役を務めた嵐君とキタイワトビペンギンの撮影会が行われた。
新バス停誕生記念撮影会
ペンギンバスに乗ってご機嫌?
この日を楽しみにしていたマリンパークファンも大勢参加していた。
カワウソが大好きな平木(ひらき)さん
ペンギンLOVEの中村(なかむら)さん(左)と難波(なんば)さん
中村さんは埼玉県川越市、難波さんは同じく埼玉県川口市にお住まい。この日は、午前5時起きで待ち合わせ、「みさきまぐろきっぷ」を使ってきたそうだ。
「みさきまぐろきっぷ」を使い何回もマリンパークに来ている
セレモニーは10分ほどで終了。この後は、思い思いにマリンパークを楽しんでいた。
京急油壺マリンパーク園内
カワウソを激写する平木さん
平木さんは、カワウソを撮るために週に1回の割合でマリンパークにきているほどのカワウソ好き。「バス停が出来たので来るのがさらに楽しみになりました」と平木さん。
ペンギン島の前では難波さんにも遭遇。
何時間見ていても飽きないほどのペンギン好き
今回の新バス停誕生セレモニーはツイッターで知ったという難波さん。セレモニー自体も楽しみだったが、もう一つ、目的があるとのこと。
それが、ふ化して3日目というペンギンの赤ちゃんを見ること。
卵からかえって3日目の赤ちゃんペンギン
某総理大臣の孫である某ロック歌手が某テレビ局の某番組で育てたペンギンの「ペンペン」も、マリンパークで飼育されていると教えてくれたのも難波さんだ。
某ロック歌手が育てたという「ペンペン」
「マリンパークの魅力は、海が近くて富士山も見えるところ」と語る難波さんと中村さん。これからもペンギンに会いに来るそうだ。
富士山と海もマリンパークの魅力