蒔田中学近くの駐車場でやってる野菜販売って何?
ココがキニナル!
毎週火曜の夕方頃に蒔田中学校の近くの駐車場で見かける野菜の販売が気になります。あれは何ですか?(八毛さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
都市の中で「里山と関わる暮らし」を提案し活動するNPO法人よこはま里山研究所NORAのメンバーが主催する野菜市でした!
ライター:吉田 けんたろう
毎週火曜日の夕方に蒔田中学校の近くの駐車場で野菜を販売?
近所の八百屋が移動販売しているのだろうか?
まず、その実態を特定するために「火曜、蒔田、野菜」のキーワードを使いインターネットで調べてみた。すると、横浜市南区宿町の住宅街で、毎週火曜日の夕方17時になると開かれる野菜市があるという情報がすぐに見つかった。
これは野菜市だったようだ。あっけなく調査が完了・・・。
しかし、ここで終わらせないのが、はまれぽである。
そこで、実際にこの野菜市はどんな様子なのか、さっそく足を運んでみた。
神奈川県内産、季節の野菜が並ぶ
野菜市が行われるのは、横浜市営地下鉄蒔田駅から歩いて数分の宿町2丁目にある大和ビル駐車場。
ちょうどスタートの17時に現場へ到着した。
しばらくして1台のワゴン車が登場すると、次々に荷台から野菜が運び出された。
ひと通り野菜が並んだら、本日の野菜市がスタート。常連のお客さんが次々に訪れる。
スタート前から野菜を待つ人もちらほら
荷台には野菜がたっぷり
お客さんも協力して野菜が並びはじめる
カボチャ、ナス、トマト、キュウリ、オクラ、枝豆などの夏野菜を筆頭に、スイカやメロン、レモンなど涼しげな果物類も豊富。
それぞれの野菜に生産地域と生産者名を刻んだラベルが張り出される。価格は収穫量などによって変動するという。
小田原、中井町、三浦市、伊勢原市など産地はさまざま
スイカやメロンの試食も
開始直後から続々と近所の人たちが集まってくる
生産者と消費者の橋渡し
野菜市を主催する三好豊さんに話を伺った。
三好さんは神奈川県畜産物供給センターで働いていた経験とネットワークを生かし、2004年から地場野菜の産直事業を展開。生産者から直接野菜を仕入れ、横浜市内を中心に野菜市を開催しているという。
おいしい野菜の見分け方なども教えてくれる三好さん
また、大和ビルの1室を拠点に活動するNPO法人「よこはま里山研究所NORA(以下NORA)」のメンバーでもあり、生産者と消費者を結び、身近に農業の現場を感じられる手助けをしたいとも語ってくれた。
野菜市は三好さんだけでなくNORAの他のメンバーもサポートしている。
その一人がカツノマサミさん。
スイカを切ってくれたカツノさん
イラストレーターの仕事をする傍ら、NORAの活動に参加。
毎週、旬の野菜を使ったレシピを書いたチラシを製作しており、お客さんに配布している。
この日はカボチャを使ったレシピ