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横浜市内にあるアンテナショップを知りたい!

ココがキニナル!

横浜市内にあるアンテナショップを知りたい!47都道府県のうちどれだけ市内で制覇できるんだろう。。。(なち☆さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

市内にあるのは岩手、千葉、長野、沖縄(3店舗)、神奈川の5県、計7ショップ!その中から4店舗を取材しました。

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ライター:吉田 けんたろう

北海道から沖縄まで、地方自治体や企業が各地の名産品や文化を伝えるアンテナショップ。

全国の“うまい”を気軽に購入できることもあり、数年前から都内の銀座や丸の内を中心に出店が増えている。その数は東京23区内なら40軒ほど。飛行機や新幹線を利用せずとも、少し足を伸ばせば気軽に全国行脚できてしまうのだ。

とくれば、横浜市内にもさぞアンテナショップが多いのでは!?

と思い調べてみたが、期待とは裏腹にショップの数はとても少なかった・・・。
企業や自治体運営ではなく、個人運営の店を加えても7店ほど。
今回はその中の4軒を訪れ、売れ筋商品などを尋ねてみた。



岩手、一戸町のアンテナショップ。工芸品も!



元町のメインストリート・元町通りの裏、仲通りにある「Natural Essay(ナチュラルエッセイ)」は、岩手県一戸町を中心とした地域の特産品などを販売するショップ。
 

2010年1月にオープン 休日はお客さんが多い

 

代表を務める久保 均さんも同じく一戸町出身


藤沢でソフトウェア会社を運営している久保さん。数年前に岩手県の県庁に仕事で出入りしていた際、もっと広く岩手のことを知って欲しいという地元の人たちと出会い、町と組んでアンテナショップをスタートすることが決まったそうだ。

「野菜や乳製品など岩手には良いものがたくさんあります。生産者と消費者をつなぐ架け橋になって、一戸町を知ってもらいたいですね」と久保さん。

明るい店内には地元産の乳製品や野菜をはじめ、調味料や菓子などの食品、竹細工や木工品、織物などの工芸品まで約200アイテムが並んでいる。

特に、内陸にある一戸町と海に近い洋野町
(ひろのちょう)の商品が充実し、それぞれ専用の棚を用意。
一戸は野菜や乳製品、洋野は海産物や木工品が充実する。
 

それぞれの棚を見くらべてみるのもおもしろい


そして、人気アイテムBEST3がこちら。

・野菜類

カボチャだけでも種類はさまざま
カボチャは250円~(大きさにより異なる)


収穫の翌日には届くという新鮮な野菜は県内の2~3ヶ所から毎週届く。野菜だけでなく、米やリンゴなどが届くことも。野菜に貼ってあるシールには生産者の名前が入っているほか、野菜の特徴や簡単なレシピを紹介している。


・工芸品

一戸町は竹細工 洋野町は木工品


一戸町では、細くてしなやかな鈴竹という竹を使った竹細工。竹カゴ(5000円前後~)のほか、丸ざるや小物入れなども揃う。一方、洋野町では昔から木工品作りが盛んで、コースター(1700円~)はじめ、食器や額などが並ぶ。


・ソフトクリーム


通年販売しているのも魅力


「一番売れているかも」と久保さんが話すのがコチラ。奥中山高原のジャージー牛のミルクをたっぷり使ったソフトクリームは、濃厚なミルクのコクと甘みが絶妙だった。コーン380円、カップ315円。ぜひテイクアウトしたい逸品だ。

そして、記者が気になった商品がこちら。
 

新発売の味噌シロップ。さまざまに応用できるようだ


その名も「マロンMisoシロップ」(480円)。老舗醤油店が製造するユニークなシロップは、なんとアイスにかけても、パンにつけてもおいしいという。味噌の風味が食材とどのようにシンクロするのか!? キニナル人はぜひ試してほしい。