木陰の涼しさに気づく、歩きの旅。はま旅Vol.16「洋光台編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第16回は、団地が建ち並ぶ洋光台駅。団地を抜けると、そこは…山!
ライター:さわだちはる
洋光台には何もない?
洋光台で降りるのは初めてだ。友人にも知人にも、そこに住む人はいない。
どんな街なのか、そこに何があるのか、わくわくしながら洋光台に降り立った。
旅行と食べることが大好きなライター澤田。
今日はどんな新しい発見、おいしい出会いがあるだろう。
初・洋光台の私は、駅員さんに「洋光台編」として紹介すべきポイントを聞いてみることにした。返ってきた答えは…
「はっきり言って何にもないんですよ。」
広がる不安。
その後、駅員さんは悩みに悩んで「はまぎんこども宇宙科学館」を教えてくれた。
ありがたい。けれどそこは以前はまれぽで取材しているため、今回は別のスポットに行ってみたい。
駅前で記念の1枚
洋光台グルメを探して
とりあえず駅を出て、駅前で道行く人にたずねてみることにした。
地元の人が紹介すべきスポットとして教えてくれたのはこちら。
駅正面にあるオレンジ色の建物「ショップ27」
30年以上前からあるという「ショップ27」。
食品販売店、飲食店、塾やブティックなど様々な店舗が入っている建物のようだ。中には老舗のお店もあるということで、さっそく向かった。
お店の人に話を聞くと、すべてが30年以上前から続いているお店ではないようだ。
その中でも「肉のコバヤシ」は、「ショップ27」ができた当初からあるお店とのこと。
開店から今年で35年目「肉のコバヤシ」
店の方に話をきいた。こだわりのお肉の前で1枚
「肉のコバヤシ」のこだわりは1頭買い。骨付きで熟成させるため、スーパーなどで売られる真空パックの肉では出せない、自然な「肉の味」をした肉を販売することができるという。
並ぶお肉の色はきれいで、そんなこだわりを聞くとついつい買って帰りたくなるけれど…。
この旅はまだ始まったばかり。このあともうろうろするので、生のお肉は買って帰れません。
「正面のお店で、うちの肉を使ったメンチカツなどを売っていますよ。」
「正面のお店」はこちら、「デリカコバヤシ」
おいしそうなカツやフライがたくさん!
「デリカコバヤシ」では、ロースカツやチキンカツが人気だそう。
どちらもすこし大きかったので、今回は黒毛和牛100%の牛肉メンチ(200円)とフランクチーズフライ(105円)に挑戦してみた。
手前が牛肉メンチ、奥がフランクチーズフライ
いただきまーす
牛肉メンチは、衣サクサク、お肉ジューシー。なおかつフワッとしていておいしかった!
フランクチーズフライは、実は形状から串カツと間違えて買った…。けれど、中のウインナーがプリッとしていておいしかったです。
その他には、この日は特売日で「肉屋のメンチ」が52円、「肉屋のコロッケ」が42円で売っていましたよ。
洋光台のお店をめぐるめぐる
少し食べたことで食欲が刺激された。そして喉も渇いてきた。
この日も気温は30℃を越えていて…、目に入ったのがこちらのカフェ。
「Day Leaf Coffee」
かわいい店員さんがお出迎え
「Day Leaf Coffee」では、デザートメニューにこだわりが。
おなかがすいていたので、デザートではなくてランチメニューにした。けれどやっぱり、デザートも食べればよかったな。
私のお昼ごはん。ランチタイムのパンセット(650円)に、ドリンクをつけた
手作りだったり無添加だったり…こだわりのデザート
ブラウニー(320円)にキャラメルムース(360円)、
豆乳を使った手作りチーズケーキ(380円)なんてものもありました
カレーピラフを食べるお客さん
「想像していたよりカレー味で、おいしいです」
店内には色とりどりの雑貨が
お店の中央でひときわ目立つイモムシくん
店内に並ぶ色とりどりの雑貨。世界中の手作り雑貨を置いているのだそうだ。
エッセンシャルオイルなども置いていたので買ってしまった。
居心地のいいお店は、財布のひもが緩みますよね。ね?
広々としていて気持ちのいいカフェでした。