新羽に看板でトンチをきかせてアピールする産婦人科があるってホント?
ココがキニナル!
「まずい」を逆さにして美味をアピールするトンチの利いた看板はあるが、新羽駅東側の交差点にあるこの看板はどんな頓知を利かせているの?(オオバさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
カトレアレディースクリニックのさかさま看板は「トンチ」ではなく親医院であるよしかた産婦人科の院長が「インパクト」を意識して考えたものだった
ライター:桐生 由美子
あっさり看板発見!
まずは看板を探すため、横浜市営地下鉄ブルーライン新羽駅へ向かった。投稿によると看板は、「新羽駅東側」交差点にあるとのこと。
投稿にあった看板
新羽駅の改札を出ると、すぐ横にその交差点を発見。交差点まで行ってみると、その看板はすぐに見つかった。
看板は交差点わきにあるコンビニの駐車場の角に立てられていた
確かに、さかさまだ!
周辺を歩いている方に、「この看板・・・どう思います?」と声をかけてみた(残念ながら写真はNG)。
女性1「私の友だち、このクリニックに通っていますよ! さかさまな理由は・・・わかりません」
女性2「なんでさかさまなのかわからない・・・(笑)。インパクトをねらっているなら、明るい産婦人科なのかな。自分が行くならそういう面白いところに行きたいです」
男性「ずっと気になっていたんですよ~。最初に見たときは、思わず二度見(笑)」
近所の方は見て記憶に残っている方も多いようだ。
ここで、謎がもうひとつ。すぐ上に「よしかた産婦人科」という院名があるが、「小机駅そば」と書かれている。ここは新羽。歩いて行ける距離ではないが・・・。案内が出ているというのはどういうことだろう。
看板の矢印の方向にさかさまに書かれた「カトレアレディースクリニック」があるのか、実際に歩いて調査。・・・すると同院は、看板に書いてあるとおり「すぐそこ」にあった。
「すぐそこ」のビルを見上げると「カトレアレディースクリニック」の文字が!
そこで「さかさま看板」の謎を解くため、カトレアレディースクリニックへ行ってみることに。
ビルの入口。ここの医院名はさかさまではない
エレベーター。ここもさかさまではない
カトレアレディースクリニックの入口。ここもさかさまではない
受付で取材の趣旨を伝えると、「あの看板を考えたのは、系列医院のよしかた産婦人科の院長なんです」との答え。さきほど見た看板によると、よしかた産婦人科は「JR横浜線小机駅そば」だったが、院長に連絡すると、快く取材に応じてくれることになった。
その前に、カトレアレディースクリニックの院内を見せていただき、ほかに「トンチのきいたもの」があるかどうか探してみることに。
入口の正面には受付カウンター
待合室には絵本や婦人雑誌などが充実
キッズルームには、子どもたちが飽きないようにとおもちゃがいっぱい!
対面で話がしやすい、こぢんまりとした診察室
受付スタッフさん
・・・とくにトンチのきいたものは見当たらず、きれいな産婦人科だった。スタッフさんにお礼を言い、ここで、院長に会うべくよしたか産婦人科へ足をはこぶことに。