「確か・・・クドーさんトンネル好きでしたよねぇぇぇ？（怪笑）」。言った憶えはない。むしろ学生のころ、他校の生徒に挟みうちにされてからあまりいい思い出がないトンネル。久しぶりのトンネルに妖怪（編集部・山岸）と一緒に行くなんて、またトンネルに良くない思い出がひとつ刻まれる。

開け閉めはどなたか、その他諸々を調査。まずは現地、東急東横線反町駅そばの高島山トンネルへ。

2011（平成23）年4月開通「高島山トンネル」

2004（平成16）年2月のみなとみらい線開通に伴い、東急東横線の地下化により生じた東白楽駅～横浜駅間の線路跡。横浜市がそれを整備し、緑道を作り2006（平成18）年7月29日に一部区間が開園した。それが東横フラワー緑道。その緑道にある高島山トンネルは反町駅～横浜駅間の線路跡にある。
反町駅を出て緑道に向かう。
　

キニナルにあったゲート

　
その奥に高島山トンネル。道の両脇には花や緑も多く、健やかな気持ちになる。
　

ご通行の方と
　

飼い主の方々ご注意ください

　
ゲートには通行時間のお知らせと施錠用の鎖と南京錠が。
　

時間はこちらで
　

開け閉めは誰ですか

　
こちら側のゲートは確認。アザーサイドのゲートを目指し、トンネルを横浜駅側まで通り抜けることに。
　

立派なトンネルですな
　

けっこう長い
　

イベントもやるようです
　　

アザーサイド到着

　
200メートルくらいは歩いた感じがする。さっそくゲートを確認。
　

誰が開け閉めしてるんですか

　
開け閉めは誰か。尋ねましょう。ここ緑道一帯を管理している神奈川土木事務所に向かうことに
　

到着
　

おじゃまします

　
2011（平成23）年4月に開通したという高島山トンネル。お話を伺ったところ、管理は神奈川土木事務所で警備はジャパントータルサービスという会社。ともに鍵の開け閉めはやっていないとのこと。
　

お話を伺った石丸さん（左）と高荷さん

　
では、誰がゲートの開け閉めをやっているのか尋ねると、ゲートの鍵の開閉のみ、ある委託会社に頼んでいるという。鍵の開閉のみを委託。なぜ？
　

「コスト面を考慮し、神奈川警備保障さんにお願いしております」

　
高島山トンネルは全長170メートル。防犯のため管理運営委員会の方々が地域の方々と相談し、通行時間の設定を決めたとのこと。トンネルの開通は、地域の方々には大変喜ばれており、時間が午前6時から午後9時半というのも、時間帯に対してのクレームは一切ないという。

午後9時半、ゲートが閉まる前の高島山トンネルへ向かうことに。