お土産物が好きです。ザキヤマは伊豆出身なので、帰省するたびに駅前のお土産屋さんに入り浸る。という話をなんとなく編集部・山岸と話すと、「じゃあ神奈川のお土産屋さんを取材してよ」と依頼が。　

そんなこんなで神奈川県産のお土産物が売られているという、シルクセンター「かながわ屋」を取材した！！



ザキヤマギシ大興奮

アポイントがなかなか取れず、これは突撃取材しかないよね、ということで直接かながわ屋へ！！
　

シルクセンターの一角にある「かながわ屋」

ザキヤマギシ、最初は買い物客「風」だったが、かながわ屋、かなりの品ぞろえ！！　普通に楽しく買い物をしてしまった。ザキヤマが冷凍のチョコレートケーキに熱視線を送っていると、神奈川県観光協会の飯島さんがお声がけくださった。一つの商品に対してとてもご丁寧に説明してくださる飯島さん。実は・・・と取材のお願いをすると「良いですよ！！」と笑顔でお受けくださった。よかった！！
　

どの商品にも詳しい飯島さん

早速お店についてお話をお伺いする。「かながわ屋」は営業を始めてから今年で10年目。県から物産振興と観光振興を一緒にやってほしいとの要請があり、観光協会が業務委託された。

「アンテナショップ、というよりは“てんこ盛りお土産屋さん”としてやっています！！」と飯島さん。生産者や知り合いの商店からの情報を元に、神奈川県観光協会の企画部がみんなでお店に出す商品を決めている。品数はなんと1100アイテム！！　て、てんこ盛りやで！！　神奈川の人が選ぶ、神奈川の良いものが並んでいる。
　

新商品のながーい「フランゴ・フィナ」。神奈川県綾瀬市産、ブラジル料理で使う
　

神奈川の地酒。11の蔵元の商品が並ぶ
　

食べると元気が出る黒にんにく。「大地のちから（1650円）」。相模原産
　

美味しすぎてリピートしてしまったパウンドケーキ（大：280円）。平塚産
　

しっとりして甘さ控えめ。近所に配りたい
　

「横浜仕様」のお菓子も多数ある

飯島さんはどの商品に対してもとてもお詳しい。どこでどんな方がどんなこだわりを持って作ったか、とても楽しそうに語ってくださる飯島さんの神奈川愛に、ザキヤマギシ感動致しました。
　

とてもお忙しそう

こちらは店長の村田さん。店長に就任されてから1年ちょっと。充実した品ぞろえで利用客を迎えようと日々奮闘されている。

早速客層についてお伺いした。「お客さんは主に30～50代の地元の方が多いです。あとは修学旅行の学生さんかな。近くで働いている女性の方もお昼休みなんかによくいらっしゃいますよ。おやつにパウンドケーキとか、夕飯の物を買っていかれます。もちろん、観光客の方もいらっしゃいますけど」とのこと。

なんと！！　主に神奈川の人が神奈川の物を買いに来るんですね！！　地元で作った物は意外とスーパーとかでは見ないからな。
　

小田原産のお米とか（2kg960円）
　

横浜の岩井の胡麻油とか（330g、734円）
　

鵠沼の魚醤（ぎょしょう）とか（864円）

商品もお土産にももちろんだけど、普通に家庭でよく使うものが多い。珍しいし、神奈川をよく知る人たちが厳選した物だし、普段の食卓に並べたくなる。
　

朝ごはんにと買った生のりのつくだ煮。金沢区産（648円）
　

海苔のコシが強くて、食べごたえがあった

また、かながわ屋は他県との物産交流もしているため、山梨や鹿児島などのレアな商品もならんでいる。商品は月々によって入れ替わるため、定期的にチェックするのも楽しそう！
　

外には野菜のワゴンも。神奈川区産キャベツ1玉170円

一通りお話をお伺いしたところで、いよいよかながわ屋売れ筋BEST10！！　かながわ屋では、毎月売れ筋の「上位10商品」をリストアップしている。今回は取材日から直近の9月のBEST10をご紹介。

残念ながら、具体的な個数や売り上げ金額は県が管理しているため、公表することができない。が、どの商品も堂々の売れ筋であることは間違いなし！！