横浜の○○に聞く! 今回はいきなり番外編! 「大通り公園にいる人」たちの想いに迫る!
ココがキニナル!
横浜の○○にインタビュー。今回は番外編としてちょっと趣向を変えて「大通り公園にいる人」にインタビュー。さて、何をして、何を思うのか。
はまれぽ調査結果!
老若男女も国籍も関係なく、公園が好きで、ここにいるのには理由があったりなかったり。さりげなくも、さまざまな人間模様の大通り公園でした
ライター:クドー・シュンサク
吉田、新吉田の2つの運河を地下鉄建設の際に埋め立て、その埋まった地上に作られた長い、それはそれは長い公園、大通り公園。全長は約1200メートル。JR・市営地下鉄の関内駅から市営地下鉄ブルーライン阪東橋の駅まで延びる公園で、ここにいる人たちの、その朗らかさと怪しさのコントラストが妙な公園でもある。
この企画は横浜で働く人に迫るインタビューシリーズですが、今回はどうも知りたい、その朗らかさと怪しさが魅力の大通り公園の人々の諸々。一旦だけワクから外れます。
そんな大通り公園にいる人。大通り公園で何かをしている人たちに突然のインタビューを敢行。どんな人が、何をしていて、何を思うのか。
それでは行ってまいります。
おじさん・役者さん・外国人さん・アンドモア
さて。
大通り公園にて
インタビュー開始。老若男女問わず、昼夜問わず、なにかしらで目についた方に、大通り公園で何をしているのか、何を思うのか、インタビュー。
まずは鳩と仲良くしているこのおじさんから
のんびり近くからやってきたというおじさん(顔・名前NG)。3月に大通り公園で開催されたバザーに来て以来とのこと。ここにはたまに来るという。今日は天気もいいし、ただのんびりするには好きな場所だから、お弁当を買ってのんびり、とのこと。1時間もすれば帰ってお風呂に入るそうです。
最後に、エサで集めた鳩について尋ねてみた。回答は「このコらはね・・・うん・・・よく、動くよね」
ありがとうございました
続いては
真っ赤なお召し物で、遠くからものすごい速さで移動をしていた女性に、あえて声をかけてみる。
春咲小紅さんという役者さんでした
読みは「はるさきこべに」さん。矢野顕子(やの・あきこ)の曲にもあったような。そんな小紅さんは芝居一筋でやってきた叩き上げの役者さん。
大通り公園は週に一度必ず通り、今日がその日とのこと。週に一度。その理由は「ツタヤに返却に行くんです」。その際にまた借りるので、いつも同じ曜日に週に一度、ツタヤに行く道中として大通り公園を歩く。借りるものは「さまざま」。お急ぎの理由は「稽古」。大通り公園は「好きです(笑)」とのこと。
ありがとうございました。
続いては・・・
おや
おや。何をしているのか、見当がつかない様相とフォーメーション。聞こえるのは、風にそよぐ木々のささやきと「チャーペーホンハン!」という言葉と笑い声。近づいて尋ねてみる。いったい何を話しているのか。真顔でいただいた回答は「ニホンデイウネ、バイガエシノヤツネ。ソレヲイッテマシタヨ」
どうやらこうやら
「加倍奉還(チャーペイフォンファン)」。中国語で「倍返しだ」という言葉だそうです。
それを誰かが、何か話をすると「チャーペイフォンファン!」というゲームのようなやりとりを、公園でやっていたという。
つづく
「大物芸能人のFってアイツだろうな」
名前、漢字で5文字です。
とある一角にたまるおじさんたち。将棋のおじさんたちは過去に記事でもお世話になりました。いろいろな人がいます、大通り公園。
いつも人がたかる将棋の界わい
ちなみに、インタビューの際に声をかける時は「失礼します、怪しいものではないので。今、大通り公園にいる方にインタビューをしておりまして・・・」と名刺を差し出しお声をかける。
それが場合によっては。
「はいはい! 怪しいよアンタ! いらないいらない!」
「おい、私服警官か!」
とも言われました。突然ですし、諸々は、大通り公園ならではということで。
そして見つけました
というか、見つかってしまいました。いい味出してるおじさん。