石井正則さんも爆走! 特別列車「京急サイクルトレイン」ミニベロ編
ココがキニナル!
「京急サイクルトレイン」が運行されます実際に京急電車に自転車を積み込んで三浦半島をサイクリング・・・ぜひレポートを!!
はまれぽ調査結果!
秋の三浦半島もサイクリングにはうってつけであり、バスや電車を併用してのミニベロサイクリングの魅力も知る、素敵な秋の日曜日となった
ライター:永田 ミナミ
今回も品川駅に集合
三浦半島を40km走破した5月から早5ヶ月。京急電鉄からの「また秋にやりますよ」という甘い誘いを楽しみにしていたら、ついにやってきた。
天高く馬肥ゆる秋、と言いたいが午前7時30分の品川駅は曇り空
5月はロードバイクやクロスバイクに混じってママチャリで、膝の上にもうひとつ膝ができたかと思うほど脚をパンパンにして駆けめぐったが、今回は「ミニベロ限定」という趣向なので電車で品川へ。
ちなみに、定義はないようだがおおむね20インチ以下の小径の自転車を「ミニベロ」という。フランス語で自転車がvéloなので小径車=ミニベロとなる。
そしてほとんどのものが折りたためるのもミニベロの魅力。こちらは「birdy(バーディ)」
小径っぷりが抜きん出ているこちらはCARRYME(キャリーミー)というブランド
走行モードはもはや小径車を超えてキャスター付きシャーシのようなコンパクトさ
ミニベロ所有者でなくても参加できるレンタル車も用意されている
輪行のケースもエレキギター以上スノーボード未満という手軽さ
そして今回、担当してくれる京急広報の戸川雅也(とがわ・まさや)さん。よろしくお願いします
出発を待つ
ホームに上るとサイクルトレインの運行を知らせる掲示発見。盛り上がってきた
いや、すでに盛り上がっている
ひょいと両手に1台ずつ持って歩くミニベロの手軽さをまさしく体現する人も
そこへ滑り込んでくる「貸切」の文字がまばゆい1000系
フロントガラスにはPacific Cycles Japan×京急電鉄のステッカーも
参加者は愛車をひょひょいと抱えて乗車。CARRYMEは持ち運びやすいキャスター付き
こちらは出発に向けて固定されたbirdyたち
大会主旨と車内見学
京急サイクルトレインは、春に引き続き、鉄道のプロである京急と、自転車のノウハウを知り尽くした人たちとが手を組んで開催されている。今回のミニベロ限定サイクルトレインは、現在、世界一の自転車生産拠点となっている台湾のPacific Cyclesの日本法人で横浜に本社を置くPacific Cycles Japan(以下PCJ)とのコラボレーションによって実現した。
PCJは、PCJで製造を担うドイツr&m社のbirdyのほか、CARRYME、IF move (イフ ムーブ)、REACH(リーチ)といった自社ブランドを展開する小径車メーカーである。
birdyかっこいい、と眺めていたら中吊りはすべてサイクルトレイン仕様だった
こちらはCARRYMEバージョンの中吊り
そして、こちらがPCJのラインアップである
小径車見学をしてみんとてするなり。birdyは前輪にサスペンションもついてるしかっこいいなあ
一方で、持ち運びということを考えると、その名の通りCARRYMEは無敵である
と歩いていくと人だかりができている
何だろうと思って近づいてみると、自作の抽選会用スタンプである
公式スタンプまであるのかと思いきや、何とこちらはCARRYMEをこよなく愛するる参加者(以下キャリーさん)自作のスタンプだという。
何という強い気持ち、そして強い愛だろう
PCJの方々との「つうかあ」な様子にスタッフかとも思ったが普段は法律事務所勤務
なるほどと思わせるフォーマルな出で立ちだが、普段からこの格好でどこへでもCARRYMEに乗って行っているので、むしろこれがキャリーさんのサイクルスーツなのだった。
サービス精神旺盛なキャリーさんのまわりは笑いが絶えない
そんなキャリーさんはネクタイピンも自転車デザインなのであった
などと言っているうちに神奈川新町駅で停車。横浜市民もぐっと参加しやすくなる
そう、前回は品川駅から三浦海岸駅までノンストップで駆け抜けたのだが、今回は神奈川新町駅でも参加者が乗り込めるようになったのである。
準備を整えて再び出発