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野毛一帯が仮装だらけ!?「野毛ハロウィン」の様子は?

ココがキニナル!

今週末に開催される野毛ハロウィン2011「野毛大仮装」が楽しそうなので取材して下さい。(tknyamaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

店舗側もお客さんもノリがとてもよく、野毛の楽しさを実感できるイベントでした!

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ライター:河野 哲弥

大人が子どもに返るハロウィンナイト



戦後、闇市としてにぎわってきた野毛

今では隠れたグルメタウンとして姿を変えた同地区で、10月28日(金)と29日(土)の両日、仮装を楽しみながら飲食を楽しむ「野毛ハロウィン」が行われた。

主催するのは野毛地区街づくり会・事業推進委員会(野毛Hana*Hana)。今までにも、各飲食店が独自に行うハロウィン・パーティーはあったが、町単位で本格的に取り組むのは今年がはじめてという。

一体どのようなイベントなのか、主催者に話を伺うことにした。
 


野毛Hana*Hana のエントランス




担当者はすでに仮装済み、その姿にビックリ



対応いただいた伊藤さんは、なんと「赤頭巾ちゃん」姿で出迎えてくれた。
期間中に行われる各種イベントでは、スタッフ全員がこのような仮装をしているそうだ。
 


打ち合わせにつき、頭巾はかぶっていない伊藤さん


実は、同会によるハロウィン企画は昨年からあったらしい。その内容は、お菓子を配布するなど子ども向けのものがメインで、他にカボチャグッズを作るワークショップなどを開催していたとのこと。

今年もハロウィンが近づくにつれ、何か盛り上げる企画が必要だと考えていたそうだ。

一方、野毛の飲食店も、独自にハロウィンを定着させたいと模索を続けていた。
中心となっていたのは、300円BAR「Gimme!Gimme! Gimme!」と、ジャズと演歌「パパジョン」の両オーナー。

その打ち合わせを、ここ野毛Hana*Hanaで行っていたこともあり、野毛地区街づくり会の動きを知る機会が多分にあったのだろう。ある日両オーナーから協働しませんかという提案が同会へ持ちかけられ、今回の企画が誕生したのだそうだ。

さらに、野毛飲食協同組合の協力も得ることができた。
同組合は野毛の各飲食店で使える3枚つづりのクーポン「野毛通手形」を企画・発行している。

こうして「野毛ハロウィン」は、飲み屋街ならではの大人イベントとして、本年よりスタートすることになったのだ。
 


プレス証にもハロウィンらしさが伺える


なお、実際のイベント期間は二日間だが、同会が企画する催し物は29日(土)のみとなっている。
そこで、その日の様子を夕刻から追いかけてみた。



住民も自由に参加できるパレードからスタート


 


ウサギやピエロ姿に装った芸人たち
 

住人も一体になった、珍しいパレード


10月29日、17時より行われたのが「ハロウィン大道芸パレード」。

芸人「栗ちゃん」氏の乗る一輪車を先頭に、その生徒たち6人が、パントマイムやジャグリングなどをしながら後に続いた。その姿はまるで童話「ハーメルンの笛吹き男」のようで、子供たちと触れ合いながら進むうちに、いつしか50人程度の列になっていた。