横浜でガッツリみそラーメンが食べられるお店ってどこ?
ココがキニナル!
北新横浜駅前にガッツリ系ラーメンの丹行味素が移転オープン。ガッツリ具合を実食してください/濃厚なみそラーメンのお店を教えて(パッチョさん/Ichitomoさん/massuruさん)
はまれぽ調査結果!
出汁に豚骨だけでなく肉も使う「丹行味素」と米と豆乳でスープの深みを出す「かっすい55」のガッツリ系みそラーメンを紹介。ともに唯一無二の味
ライター:山口 愛愛
横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅から鶴見川に沿うように歩くこと8分。「超辺鄙(へんぴ)」なところにウマイラーメン屋さんがあると話題になっていたのが「丹行味素(たんぎょうみそ)」だ。
移転前は、用がなければ通らない場所にあった(Googlemapより)
2017(平成29)年1月に北新横浜駅前に移転したというキニナル投稿があり。こってりガッツリ系のみそラーメンがウリとの噂。
個性的なガッツリみそラーメンを味わえる店は横浜市内にさほどないと思うが、今回はみそラーメンの概念を覆す2店舗を紹介しよう。
濃厚な旨みにKO必死の「丹行味素」
淡麗系や変わり種スープなどの名店を巡ってきた編集部・小島とともに北新横浜へ。改札を抜け左手の先に「丹行味素」の入っているビルが見える。
駅前といっても、人通りは少なくのどかな雰囲気だ
大型スーパー「エスポット」隣の加瀬ビル1階
建物に入ると「らーめん」の暖簾が見えた
「はまれぽ、うちの子も見ていますよ」と迎えてくれたのは店主のTAKKY(タッキー)さん。
自分の好きなことで人に喜んでもらおうと開業
ラーメン店で修行はせず、好きなラーメンを研究し独自で試行錯誤をした。。未経験ということもあり、コスト面での失敗を避けるため、北新横浜の自分が持っていた建物をリフォームして2011(平成23)年に開業した。そのため、辺鄙な場所に突如ラーメン屋さんが現れたのだった。
「人も車も通らず、猫とカラスしかいないようなところだったね(笑)」
ラーメンが好きで、以前は東京都江東区東陽町にあるタンメン・餃子のセット「タンギョウ」で親しまれる「來々軒(らいらいけん)」に通っていたという。「タンギョウ」という響きが好きだったことと、「丹念に食作りを行う」の意味も込めて「丹行味素」という店名にした。
「丹念な行い」を忘れず仕事場に立っている
「タンメンの発祥は横浜なんじゃないかな。横浜には有名店もあるけど、そんなにウマイと思えなかった。美味しいタンメンと、それと違った路線のみそを2本柱にして、自分が本当にウマイと思えるものを出したかった」とTAKKYさん。
ブログやツイッターでも自慢の味を広め、辺鄙なところでも客足は伸びていった。
店内には「味の好みや脂の量は任せてください」とある
ではなぜ、移転したのか。理由を聞くと、「人も車も通らないような所で周りに駐車場も少なく、車で来るお客さんが路上駐車をするようになり、取り締まりも厳しかったので・・・」と説明。お客さんに気持ち良く食べてもらうため、近場で足の運びやすいところを探したそうだ。こうして、現在の駅前の好立地にオープンした。
現店舗はゆったりとしたテーブル席が並ぶ