15年振りに火星が地球に最接近するという天体ショーが繰り広げられた2018（平成30）年7月31日。
さしづめ「マーズ・ナイト」といったところだったが、横浜の夜空を彩ったのは別の星。
今年も、横浜DeNAベイスターズの夏の一大イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2018 Supported by 横浜銀行」が開催された。

　

今年もやってきたハマスタの風物詩、STAR☆NIGHT
　

スペシャルユニにライブビューイング！

今年も、恒例となったスペシャルユニホームのプレゼントは健在。
“スパンコールのように輝く横浜の星空”をイメージした通算6着目となるスペシャルユニホームは、生地にもこだわった特別仕様。

　

ゴージャス感のある今年のスペシャルユニホーム
　

横浜スタジアムを訪れた女性ファンからは、「今年のはカワイイ！　着心地もいいです」と好評の様子だ。
読売ジャイアンツを向こうに回しての3連戦、スペシャルユニホームで埋め尽くされるのはハマスタだけではない。

2017（平成29）年のSTAR☆NIGHTで初開催となった別会場でのライブビューイングも引き続き開催。昨年も行われた横浜タカシマヤとそごう横浜店の屋上に加え、今年は球界初の試みとして「球団オフィシャルホテル」となったホテル横浜ガーデンにも大型モニターが設置された。

　

食事やビールを楽しみながら、大型モニターでの観戦
　

今年も、横浜の真夏の夜を照らし出したSTAR☆NIGHT 初日の様子を、ハマスタ＆ライブビューイングの3会場から徹底レポートしよう！

それぞれのカラーがある3つの会場

ライブビューイングが行われた3会場はそれぞれに特徴があり、まったく同じではないというのが面白いところ。

例えば、横浜タカシマヤとそごう横浜店は屋上のオープンエアでの観戦となるが、ホテル横浜ガーデンは会場が屋内に設置されている。夏の暑さを感じながら野球をつまみにビールを進めるのもいいし、空調の効いた室内でゆったりと観戦するのもまた快適だ。

昨年のSTAR☆NIGHTは雨に見舞われたこともあり、ホテル横浜ガーデンを訪れたファンの中には、「昨年はスタジアムで雨に降られてしまった」という人もいた。そんなファンも「今年は屋根付きの場所だから、安心です」と笑顔を見せてくれた。

　

午後6時ごろにはすでに満席に近いほどだった横浜タカシマヤ
　

そごう横浜店の様子。こちらも席はすべて埋まっていた
　

ホテル横浜ガーデンは、屋上とはまたちょっと違う雰囲気
　

ほかにも、横浜タカシマヤではお肉や野菜を自分の席で焼くバーべキュースタイルの食事メニューで、そごう横浜店は自分の好きな料理を取って食べるバイキング方式。ホテル横浜ガーデンもビュッフェスタイルだが、ホテルらしく手の込んだ料理が並ぶなど、それぞれのカラーが出ている。

　

そごう横浜店の料理は気軽に気楽に楽しめる
　

ホテル横浜ガーデンは高級感を感じさせる料理が
　

また、それぞれの会場にゲストMCが招かれていて、ただ試合を見るだけでなく、合間合間を盛り上げてくれる存在がいるというのも楽しめるポイントのようだ。

ホテル横浜ガーデンでは、元スタジアムDJのケチャップさんが登場。ファンからは、「ベイスターズのことをよく知っているから盛り上がる！　一体感が生まれて楽しいです」との声。

　

昔からのファンには懐かしい存在、ケチャップさん
　

参加者に話を聞くと、本丸である横浜スタジアムのチケットを取れなかったという人が多いようだ。

すっかり人気球団となったDeNAベイスターズのチケット争奪戦はなかなかに厳しく、イベント試合となるとなおさらだ。そういう意味では、横浜スタジアム以外にも観戦できる場所があるのはファンにとってはうれしいこと。

ホテル横浜ガーデンでのライブビューイングは、8月10日から12日と17日から19日の3連戦でも開催予定で、今の時点ではまだ空席があるようなので、キニナル人は要チェックだ。