DeNAベイスターズの「オフィシャルホテル」が決定! 球団が進める「スポーツツーリズム」とは?
ココがキニナル!
「ホテル横浜ガーデン」が横浜DeNAベイスターズのオフィシャルホテルに指定。最新事情と今後がキニナリマス。横浜市内での宿泊の有力候補にもなり得るかと。地元密着に益々期待!(よこはまいちばんさん)
はまれぽ調査結果!
オフィシャルホテルでは「コンセプトルーム」での宿泊や披露宴会場でのPVなどを実施予定。ベイスターズ尽くしのカフェや結婚式などの展開も!?
ライター:はまれぽ編集部
DeNAの魅力発信は観戦だけにとどまらない!
横浜DeNAベイスターズなどが進める「横浜スポーツタウン構想」。
大規模な改修が継続している横浜スタジアムにとどまらず、「THE BAYS」などの周辺施設や、移転予定の横浜市庁舎跡地などを対象地域に、スポーツを通して関内・関外地区のブランド向上と地域経済への波及を目指していく取り組みだ。
スポーツを通して人と街がつながる!
そんな壮大な構想の軸となる「スポーツツーリズム」(スポーツを中心にした観光事業)の拠点であり、DeNAベイスターズの強力なパートナーにもなる「オフィシャルホテル」を選定するプログラムが始動した。第一弾として2018(平成30)6月20日に決定したホテルが・・・。
選ばれたのは、「ホテル横浜ガーデン」!
スタジアムの真横にあるホテルが選ばれた(Googlemapより)
「オフィシャルホテル」では、DeNAベイスターズとホテルが一体となって「新しい街の景色」を創出することを目的に掲げている。そのために、スタジアムでの観戦だけではない、新しい観戦スタイルを提供。これまでにない視点でベイスターズを体験できるという。
すでにホテルはベイスターズ一色に
ホテル横浜ガーデンは、横浜スタジアムの隣の場所で30年間にわたって営業を続けてきた地域密着型のホテル。総客室数は50部屋で、すべてがダブルもしくはツインの客室だ。
運営する湘南ホテルマネジメント株式会社の稲川好繁(いながわ・よししげ)代表取締役社長は、「この場所でお客様に対し、地域貢献してきた。ベイスターズの活躍や『スポーツツーリズム』の構想を聞いて、何か役に立てないかと考えてきたので、心が躍った。お話をもらえて光栄」と話し、ホテルとしてチームとファンをバックアップしていくことを喜んだ。
ベイスターズとの提携に興奮を隠せない様子の稲川社長
横浜DeNAベイスターズの岡村信悟(おかむら・しんご)代表取締役社長は、「スタジアムのお隣であり、1ユーザーとしても頻繁に利用していたので、ごく自然に話が進んだ。スポーツタウン構想にも共鳴してもらった」とホテル横浜ガーデンとの連携を説明した。
地元との連携を進めていく岡村社長
具体的に、DeNAベイスターズとホテルはどのようなコラボレーションをするのか?
最初にスタートする取り組みである「コンセプトルーム」を見せていただいた。
コンセプトルームで夢の中までDeNAベイスターズ!
チームユニホームをあしらったドアをくぐると・・・
ベイスターズだらけの部屋が!
ホテルに5室設けられた「コンセプトルーム」の中は、装飾からベッド、テレビに至るまでベイスターズに彩られている。熱烈なファンのために作られた、ベイスターズ尽くしの夜が過ごせる一部屋だ。
残念ながら大きなスターマンが付いてくるのはこの日だけ
タオルなどのアメニティグッズは持ち帰り可能!
コンセプトルームは「パッケージツアー付きの宿泊プラン」で泊まることができる部屋。このプランは観戦チケットと宿泊がセットになっており、2018年8月2日~30日の横浜スタジアムでの試合開催日(9日間)に宿泊できる。
現在は詳細を詰めている段階で、7月1日から予約を開始する予定だ。
こちらは扉の内側。予約が殺到しそう
また、ホテル横浜ガーデンでは4階の披露宴会場「アイリス」を使い、ホテルの料理を楽しみながらモニター観戦ができる「ライブビューイング」も実施予定。こちらも8月のベイスターズの試合が対象になる予定で、詳細は6月中に発表されるということなので、心待ちにしたい。
豪華な料理と試合観戦。ありそうでなかった組み合わせ!?
横浜DeNAベイスターズは、2012(平成24)年に運営がDeNAに変わってから、年々来場者数が増加中。人気が上昇する一方で、試合のチケットが手に入りにくい場合もあるという。チケット付きのコンセプトルームやホテルのライブビューイングが実施されれば、応援のチャンスが広がることになりそうだ。
地域の発展を目指す!
「関内地区の景色を変えていく」という目的で手を取り合った球団とホテル。さらに、今後の「オフィシャルホテルプログラム」では、市内の宿泊施設を対象にさらなる連携も模索していく。
具体的には、ベイスターズの装飾で彩られたカフェやウエディングの実施、VIP向けの観戦ラウンジの開発などが進められる予定だ。
今回のコンセプトルーム宿泊は個人向けのパッケージになるが、今後は法人企業向けのプランも開発するという。こちらもバリエーションを楽しみにしたい。
夢の中までベイスターズになりそう
取材を終えて
横浜DeNAベイスターズが目指すのは、単なる人気球団であり続けることではなく、横浜の街を支え、景色を変えていく存在になることのようだ。
球団は今後もベイスターズやスタジアムの存在を軸にした活性化のプランを打ち出していく方針。取り組みに期待大だ!
ー終わりー
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Nicksさん
2018年06月22日 00時24分
横浜DeNAベイスターズが横浜を一つにし濱っ子に拠り所を与えてくれることに深く感謝する。横浜スタジアムに湧き上がる大きな熱気と盛り上がり。日常を忘れさせる興奮の渦こそ今まさにこのチームが歴史を創っている証だろう。横浜スタジアムにファンが集い、出逢いがあり、交流が生まれ、感動や喜びや悔しさをもち、また日々四方に散っていくことが大きな波及効果が生んでいると思う。いまオフィシャルホテルが生まれたことで、大勢の人にとって、ゲーム前後に食事をしたり、ナイトライフを楽しんだあと、ベイ仕様のこの部屋で余韻を楽しみたいという高揚感が生む事と思う。ベイスターズが横浜と一体となり成功したことは、ビジネスの成功条件の一つとして地域密着の重要性をしっかり体現したと思う。関内をビジネス機会が多い消費市場として潜在力を開花させたことは、市庁舎跡や関内周辺の業務ビル新築や再開発や企業進出を大きく後押していくと思う。
よこはまいちばんさん
2018年06月21日 13時18分
早速の採用ありがとうございます。ってより・・・昨日20日に報道記事になって今日の朝にキニナル投稿したのですが、同日昼には採用アップに。記事本文には様々な調査結果や写真まで揃い、事前情報入手され密かに取材されていたのですネ?地盤沈下が続く旧市心部(関内・伊勢佐木町地区)が本来の横浜市中心部なので同エリアの再復活に期待しています。