ドラえもんに内緒で「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に紛れ込んだネズミを調査!
ココがキニナル!
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」には“ネズミ入館ご遠慮”の案内があるのに紛れ込んだネズミがいるらしい。全部で何匹いるのか、ドラえもんに内緒で調査!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
取材当日は4匹のネズミを発見したが、2020年の干支がネズミということもあり今後はさらに増えるかもしれない。ドラえもんが心配だ。
ライター:はまれぽ編集部
今回は2020年の干支、“子(ネズミ)”にちなんだチュー査(調査)だ。
川崎市にある「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」には“ネズミの入館はご遠慮いただいています”という案内があるが、どうやら何匹か紛れ込んでいるネズミがいるという情報を聞きつけた。
いったいどんな経緯で紛れ込んでしまったのか。現地に行って“ネズミ探し”をするとしよう。
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」
「はまれぽ」は過去に「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(以下、藤子ミュージアム)」に訪れたことがあるので、藤子ミュージアムについての詳細はこちらの記事をご覧いただきたい。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの記事はこちら
川崎市多摩区にある藤子ミュージアムは小田急線の登戸駅からバスで行くことができる。
早速、藤子ミュージアムにある案内板を確認してみよう。
外国からのお客さんが多い
エントランスのフロアマップと案内板(クリックして拡大)
例の一文を発見
確かに、藤子ミュージアムのエントランスにある案内板には“ネズミの入館はご遠慮いただいています”と記載されている。
それにもかかわらず紛れ込んでいるという“ネズミ”。けしからん。
ちなみに、藤子ミュージアムのホームページとパンフレットのフロアガイドにもこの案内は記載されている。
パンフレットのフロアガイド
しっかりと記載されている
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムのホームページより
まずは1階から“ネズミ”の捜索をしていこう。
こんなところに“ネズミ”!
藤子ミュージアムの楽しみは入館前から始まる。「ウェイティングショーケース」と呼ばれる、エントランス前の通路には8つの展示があり、F先生が愛したキャラクターたちが出迎えてくれる。
取材当日はまだクリスマス前ということもあり、クリスマスを楽しむキャラクターたちの展示があった。
クリスマスツリーには鈴がついている。ドラえもんのかな?
1つ1つの展示をじっくり見ていると何やらキニナル展示が。
どら焼きが大好きでお馴染みのドラえもん
大好きなどら焼きを頬張る、一見何の変哲もないドラえもん。
しかし、よくよく覗いてみると・・・
んんん?
いたーーー!!
どら焼きの欠片をくわえている小さな“ネズミ”が紛れ込んでいるではないか。
どら焼きに夢中になっているドラえもんはどうやら気が付いていないようだ。ドラえもんにとって至福の時間ともいえるこのシーンに、天敵である“ネズミ”を紛れ込ませるとは・・・どうかこのまま気づかず食べ続けてほしい。
続いては、館内の1階にあるF先生が実際に使用していた机に“ネズミ”を発見した。
この“ネズミ”は期間限定で紛れ込んでいるそうだ。
実際に使用されていた机
机の下に置かれたプレゼントの上に“サンタクローチュ”を発見!
さらに捜索を続けるため階段を上がり2階に行くと「みんなのひろば」という場所に出る。
藤子ミュージアムの館内は撮影できる場所が限られているが、ここは“すこしふしぎな体験”が楽しめる場所として撮影ができるフロアになっている。
その「みんなのひらば」に、2019(令和元)年1月4日から新たに加わった展示がこちら。
5分の1スケールの「のび太の家」
5分の1スケールになった「のび太の家」は細部まで見事に再現されており、じっくりお宅の中を拝見してしまった。
だらしないのび太くんは靴を脱ぎっぱなし
裏側(クリックして拡大)
野比家で繰り広げられるドタバタ劇が頭に浮かぶ(クリックして拡大)
のび太くんの部屋の押し入れにドラえもん用の布団かな?
ドラえもんのアニメや映画をみたことがある方なら、この5分の1になった「のび太の家」は必見である。
ところで、今紹介した「のび太の家」の写真にも“ネズミ”が紛れ込んでいたことに、読者の皆さんはお気づきだろうか。「絶対に気づかないだろう」――そう思いながら筆者はにんまりとこれを書いた。ふふふ・・・
さて、正解はこちら。
屋根裏に・・・
いたーーー!!
「先ほど紹介した写真をもう1度見返すだろうな」とまたにんまりする筆者。皆さんにも“ネズミ”探しを楽しんでいただきたかったという、この遊び心を許してほしい。
すでに3匹もの“ネズミ”を見つけ出したのでここら辺で休憩し、藤子ミュージアムの貴重な展示を少し観覧していこう。