取材班は栃木県宇都宮市へ

登記簿にある本店所在地、栃木県宇都宮市桜の住所を訪ねたところ、そこには一棟のマンションが建っていた。管理人に尋ねてみたところ、〇〇〇号室がY・Oさんのところだよ、とのこと。インターフォンを押すが反応はなし。

マンションの1室が株式会社ネーブルのようだ
　

マンションの郵便口にはY・O氏の苗字とネーブルの表記が

17時。Y・O氏の自宅住所へ

続いて向かったのは登記簿に記されていたY・O氏の自宅住所。
到着したものの、そこには時代を感じる外観の建物があるのみ。中にいた人に聞いてみるとY石材店の1店舗だという。当然Y・O氏が住んでいるわけではなく、たまに顔を見せるくらいだという。
　

あきらかに自宅ではない雰囲気

17時20分。Y石材販売株式会社本社へ

次に向かったのは、Y・O氏が代表取締役を務めるY石材販売株式会社の本社。
社内には事務の女性と初老の男性社員の計2名がいた。話を聞いてみたところ、

「横浜で事業をしていると聞いたことはあるが、どんな内容だかは聞いたことはない」。
「今回の事件に関しても、社長から話は一切ないのでなにがなにやら。へそクリックに関する電話もここ数日頻繁にかかってくるが、何も知らないので対応できない」とのこと。

ちなみに社長は最近こちら（Y石材販売株式会社）に出社していなく、普段も1～2ヶ月に1度顔を出すくらいだという。
　

本社前に立つ大きな看板
　

社内には社員2人しかいなかった

その後、会社の道路を挟んで反対側に車を泊めしばらく張り込んでみるも、Y・O氏が戻ってくる気配はない。社内の電気も消えてしまった。中々Y・O氏の足取りを掴むことができない。そこで登記簿に記されていたもう一つの住所に行ってみることに。Y石材販売株式会社の移転前の住所のようだ。



18時30分。登記簿にあるもう一つの住所へ

現地へ到着。外観は完全に一軒家。インターフォンを押すと、自らをお手伝いと名乗る初老の女性が応対。氏はこちらにはいないとのこと。どうやらY・O氏の実家のようだ。なお、敷地横に大きな駐車場があるが、車は停まっていない。
　

かなり大きな家である。氏はここにもいないという

その後石材店、ネーブルともに変化なし

実家らしき建物を離れ、その後も石材店本社や店舗を見て回ってみたものの、進展はまったくない。最後に念のため、最初に行ったネーブル本店のマンションを再訪。インターフォンを押してみたが、返事は一向に返ってこなかった。
　

㈱ネーブルには誰もいないようだ

宇都宮まで来たものの、収穫らしい収穫を得ることはできなかった。
このまま進展なしかと思われたなか、事態は意外な展開を見せることに。