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相鉄駅員の制服が青とベージュの2種類ある理由とは!?

ココがキニナル!

相鉄線の駅員さんの制服、ズボンが青とベージュの2種類あるみたいなのですが、何がちがうのでしょうか。(clarinetさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

一般職がパープルグレー、管理職(駅長・助役)用がベージュと決められている!ちなみに、ズボンの色が2種類あるのは夏服のみ。

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ライター:沢村 友美

「へぇ〜」がいっぱい!制服トリビア相鉄編



取材を続けていると、制服にはこれまで気がつかなかった様々なメッセージが込められていることが分かった。面白い情報をいくつか聞いて来たのでご紹介したい。

<その1>責任の在り処を示す、帽子の色&ライン


帽子に赤い帯と金のラインが入っていたら、駅長・助役の証拠。ここまでは他の鉄道会社でも同様だし、前出の写真を見てすぐに気がついた方も多いと思う。相鉄では、赤い帯に金のラインが1本なら助役、2本なら駅長、と見分けられるようになっている。
 


赤い帯+金ライン1本=助役

 

赤い帯+金ライン2本=駅長


ではここで問題。下の写真の帽子は誰が被るものなのか?
 


赤い帯も金ラインもない、夏仕様ベージュの帽子


答えは、色がベージュなので、駅長か助役。但し、自分が統括する駅以外の場所に移動した際に被る、のだ。それはつまり、例えば一つの駅に二人の駅長が降り立った場合、どちらがその駅の駅長なのかが分からなくなり、周りを混乱させてしまうような事態を防ぐため。

駅長と助役の責任が及ぶ範囲は、あくまでも統括管区の駅のみ。業務をスムーズに行うために、一定管区における指示命令系統を明確にしておく、という意味もある。赤い帯と金のラインは、「その駅における責任者」を表す重要なサインなのだ。

<その2>フェイク!?ワンタッチ式ネクタイ


主に冬に着用するネクタイは、クリップで喉元にひっかける仕様。
 


あらかじめ結び目が作られたワンタッチ式


筆者「これなら急いでいる朝もラクですね」
和田さん「それもありますが、何かのトラブルの際に駅員が喉元をつかまれてもネクタイが外れやすいように配慮したんです」
筆者「またまたぁ〜」

冗談かと思い笑っていたら、なんと事実らしい。
駅員さんは仕事中、酔っぱらいに絡まれたり、怒った乗客に殴られそうになったりすることが実は多いのだとか。本物のネクタイだと首を絞められてしまう可能性があるので、安全対策としてワンタッチ式を採用したそう。

<その3>機能性もマル。こだわりの白いシャツ


更に細かくなってしまうが、一般用と管理職用ではシャツの型も違う。
一般用は、袖口にスリットが入り、胸ポケットにボタン式フラップが付く。
 


注目していないと分からなかったが…


一般駅員・乗務員は掃除や雑務を任されることも多い。身動きしやすく、かがんでもポケットの中身が飛び出さないよう、工夫が施されている。

<その4>危機に備える、万全の管理体制


制服は支給ではなく貸与という形式で、一着ずつ厳密に管理されている。理由はテロや犯罪などで制服が悪用されてしまうのを防ぐため。

相鉄の制服は鉄道業界でも珍しいデザインのせいか「ぜひ着てみたい」と人気も高いが、関係者以外が入手することはまず不可能なので悪しからず。ちなみに、ベルトと靴は各自で用意。細かい規則はないが、黒か茶でまとめるのが主流。

<その5>愛され続けて、いつの間にやら25年


制服のデザインは1987年から変わっていない。「あまり自慢できることではないので…」と和田さんはおっしゃるが、筆者としては立派なことだと思う。

導入当時は、あまりの斬新さに「メーカーの担当者さえも驚いた」というデザイン。25年を経ても、それほど古臭さを感じさせないところがまずスゴイ。また耐久性も優れている証拠だ。「着ていると夏は暑い」と言うように、触らせてもらうと確かに生地は丈夫そうで、これなら長持ちするに違いないと確信した。




取材を終えて



その人が何者であるかを表したり、企業イメージを形成したり、制服が持つ役割は大きい。制服に隠されたヒミツを知ることで、その企業の仕組みや考え方に近づくことができることが分かり、他の企業の制服に対する興味も湧いてきた。


-終わり-

 

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  • 漫然と制服の違いには気付いてましたが、当該記事の徹底レポで理解促進しました!

  • この前の緑時代の制服着てました。列車監視バイトで。役付きは当時から変わらずベージュ。

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