立ち寄りたくなる場所へ。はま旅Vol.66「屏風浦編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第66回は、立ち寄りたくなる場所にしたいという意気込みが聞こえてくる街、屏風浦駅周辺。
ライター:石元 優
住宅街の中で森林浴
来た道を戻っていると気になる看板が。
看板とのぼりどっちが気になる?
正直焼きたてパンののぼりに心が動きそうだがあとのお楽しみに取っておくとして、看板「森浅間神社参道」のさす方へ。
どんどん住宅街の中へ
この道はあっているのか?探り探りで奥へ進むと、以前、横浜で一番段数の多い階段を調べた調査で暫定二位となったあの階段へと辿り着いた。
先が見えない…
噂通りの長い階段
255段という階段を目の前に、改めて暫定二位という高い壁にビビる筆者。しかし選択肢は「登る」しかない。一段一段踏みしめながら進むとようやく頂へ到着。
急斜面の頂にある森浅間神社
この神社はスダジイ(常緑広葉樹の高木)が優占する常緑広葉樹林を擁しており、急傾斜である屏風浦では斜面崩壊を抑止する機能を果たしているそう。
横浜市の古木・名木に指定される推定樹齢200年のスダジイ
奥には毎年、例大祭で使われる神輿が祀ってある
そしてこの日、頂まで一緒に登った方に話を聞くと、この階段は潮汲坂と呼ばれ、縄文時代からこの坂道を通り海水を運んで食塩を得ていたらしい。
なかなかハードな階段だった。さすが急傾斜にある屏風浦!と森浅間神社を後にすると下りはなかなか気持ちがよかった。
この季節、森林浴も出来る