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地域住民と大学生ががっちりタッグを組んだ街。はま旅Vol.83「中川編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第83回は地域住民と大学生ががっちりタッグを組んだ街「中川」。緑道を中心にしたコミュニティ活動が盛んだった!

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ライター:吉澤 由美子

東北支援、そして安心できるおいしい野菜

秋のふれあいフェスタ中川のサブタイトルは「中川の絆を東北へ」。東北復興支援のためのチャリティビンゴも行われていた。
 


賞品は、フェスタ参加のお店で使える商品引換券など
 

ビンゴ準備中の東京都市大学の学生さんたち
 

ステージでは「南京玉スダレ」の演目も!


眺めていると近くにいた方が「駅の横にもお店が出ているよ」と教えてくれた。そちらに行ってみると、新鮮な採れたて野菜を販売しているブースがあった。
 


なんと川崎産のリンゴ! 消毒1回のみであとは無農薬。1つ120円


こちらは、「青葉グリーンファーム」の内藤さんが、有機栽培を行っている自分や仲間たちの野菜を販売している。
 


安納芋とミカンを持った内藤さん。ミカンは小田原産


「中川は子どもが多い街。発展していく楽しみがありますね」と内藤さん。
 


安納芋の焼き芋(300円)は上品な甘さで大人気!


これらの野菜は、ネット販売の他、青葉区の「ベッカライ 徳多朗」や「フレンドカフェ」でも買えるそう。
後ろを振り向くと、味の染みたモツ煮込み(300円)が目に飛び込んできた。
 


駅前のカラオケスナック「トップスター」まゆみママ手作り


「20年、中川でお店をやっているけれど、余裕のある方が多いのか、上品ですね」とまゆみママ。

駅の方に戻ると、『福島子ども・こらっせ神奈川」という文字を見つけた。これは、バラバラに避難生活している福島県は楢葉町の子どもたちを横浜に招待する活動。
 


リフレッシュプログラムの報告書を持つ若林さんと柳橋さん


この活動で今年の8月、楢葉町の小中学生34人が横浜で再会し、4泊5日を過ごした。「カンパに協力くださる方が多く、中川は社会貢献したい方が多い街だと実感しました」と若林さんと柳橋さん。

ふれあいフェスタ中川では、「中川の魅力的な場所」についても伺った。その中で一番多かった答えが緑道の「くさぶえの道」。そこで次はそちらに向かう。



魅力的な緑道と公園

くさぶえの道は駅からまっすぐ行ったすぐ近くにあった。かなり低い場所にあって入口は目立たない。
 


ジョガーに人気
 

緑道に降りる階段には、キンモクセイの花びらが散り敷いていた
 

ドングリと落ち葉で小さい秋を発見


森閑として、空気が一段と澄んでいるように感じる。
 


秋の風情を存分に味わう


駅から南に向かった先にも、美しい遊歩道があった。
 


鯉の泳ぐ池が点在する遊歩道はイチョウ並木
 

もうすぐ黄色く色付きそう


先に進むと、住宅展示場があった。
 


「ハウスクエア横浜」
 

展示場の端は南向きに開けていて眺望抜群


ハウスクエア横浜にヨガスタジオがあったので覗いてみた。

「ヨガスタジオ リーバ」はオープンして半年。ヨガのほか、鍼灸(しんきゅう)やリフレクソロジーも受けられるスタジオだ。「男性も含め、ファミリーでのご利用が多いですね」と代表の近澤さん。
 


近澤さんは「骨盤コンディショニング」を担当するトレーナー


中川を選んだ理由として、「地域貢献のイベントに参加するなどの活動ができることも大きな魅力です」とのこと。

地域貢献は、中川のキーワードなのかもしれない。