南ヨーロッパの片田舎を思わせる街を父娘コンビが旅する、はま旅Vol.112「いずみ野」編
ココがキニナル!
横浜市全駅全下車の「はま旅」第112回は、相鉄いずみ野線「いずみ野」の旅。昭和そのままの商店と南ヨーロッパの片田舎のようなカフェやレストランが交錯する知られざる街を父娘コンビがショートトリップ!
ライター:久保田 雄城
みずみずしいトマトに食欲を刺激され・・・
次は、いずみ野ドラッグから数軒先の、横山野菜直売店にお邪魔した。お店(といっても、ちょっと強い雨が降れば、ずぶ濡れになりそうな感じだが)を任されているのが、小嶋さん。
小嶋さんとトマト談義に花を咲かせる
とても若々しくハツラツとしていて、すごく陽気な女性なのだが、年齢を聞いてびっくり。
今年80歳になったという。きっと元気に仕事を続けるのが若さの秘訣なのだろう。
僕の好物のトマトについて小嶋さんと熱く語っていると、それなら、うちのトマトは最高だから一個食べていきなさいとのお言葉。トマトに目のない久保田は、無意識に何度もうなずいていた。
前の晩に地元で収穫されたトマト。信じられないようなみずみずしさ!
あまりのおいしさに泣いた、久保田53歳の初夏・・・
閉店間際には行列ができるほどの人気だと小嶋さんは話してくれたけれど、このトマトをいただいて、その理由がよくわかった。
味わい深い、手書きの営業案内
トマトで、一気に食欲に火がついた僕は、「まだ早いでしょ?」というジョシュの制止を振り切り、早めのランチ。お邪魔したのは、イタリアン「affratello(アフラテッロ)」
楽しいとすぐピースする癖は昔から
マルゲリータ(ピッツア)とガーリックと唐辛子のパスタのランチセットをとって、ジョシュとシェアする。
マルゲリータと自家製サラダ、ガーリックトースト、
コーヒー(ホットorアイス)のランチセットで、1050円
「affratello (アフラテッロ)」は2002(平成14)年にオープンしたイタリアンレストラン。
オーナーの中野シェフはシャイな笑顔が素敵な方だった。
中野シェフの手が空いた時に、パチリ
ここまでの出会いはすべて、いずみ野駅の北口での出来事。南口は何もないよと口を揃えて、みなさんが言っていたけれど、僕もジョシュも、好奇心の塊の血液型B。冒険と実験の精神で生きている。
ということで、南口へゴー!