横浜市内に「立って乗れる」高速道路を利用したバス路線がある?
ココがキニナル!
東戸塚に立って高速に乗れるバスがあると聞きました。本当に立って乗れるのか、真相を調べて下さい。(はまっこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
JR東戸塚駅西口と星川ランプを往復する相鉄バス「旭16系統」は、「横浜新道」を利用したユニークな路線で、ラッシュ時には立つ人の姿もある
ライター:河野 哲弥
東戸塚駅西口 10:40発
取材を予定していた便が到着すると、乗客は8人しか見当たらなかった。
運転手の方によれば、朝夕は会社員で混み合うが、昼間は比較的すいているらしい。この時間は、住宅地から買い物などで利用する主婦などが多いそうだ。
出発直前の車内の様子、サラリーマン風の姿は皆無
定刻どおり、10:40に出発
東戸塚駅西口を出てまもなく、バスはいよいよ横浜新道へと向かう。料金所を通過する瞬間には、これから旅にでも出かけるような雰囲気が味わえ、バスのコラムで知られる泉麻人氏の言葉を借りるなら、「気分である」といったところ。
横浜新道「川上IC」を入る「旭16系統」
有料道路に乗って最初のバス停「品濃町」を過ぎると、次は「横浜ゴルフ場下」になるが、ここは相鉄バスの広報から、「専用階段のある珍しいバス停」との情報を得ていたので、一度降りてみることにしよう。
一般の路線バスでは、ある意味珍しい風景
「藤塚町(旧・ソニー研究所前)」の部分に、修正の跡がうかがえる
その先に、専用の歩道橋が架かっていた
ここは車両のみの専用道路。何だか、こんなところにいてはいけないような気がしてきて、コソコソと階段を登ってみる。やがて、横浜新道の上を通過する横浜市道の環状2号線に出たのだが、そこにあった景色とは・・・。
単なる「階段」の出入り口
目印や看板のようなものが何もなく、知らなかったら誰も気付かないような、普通の階段があるのみだった。次のバスを待って、再び車上の人となってみよう。