34駅、計3449段!ライター井上が地獄の階段レポに挑戦!~市営地下鉄~
ココがキニナル!
横浜市営地下鉄どの駅が1番地下かホームから地上に出るまで何段階段を上るかで調べてほしい!(いちかんさん)/三ツ沢上町・三ツ沢下町が地下深くにホームがあるのは何故?(haipaiさん)
はまれぽ調査結果!
最多段数は岸根公園駅の190段! ただし、最も深いのは三ツ沢上町駅。深さの理由は、山沿いの地形に合わせ、既存の建設物と埋設物を避けたため。
ライター:井上 こん
様々な反応を見せてくれた各駅の駅員さん
全ての駅で駅員さんに調査内容を説明。
―あのう、実は階段数を調査しているのですが・・・。
「え? 何を調査?」
―あ、階段数ですぅ。
「あ、あぁ・・・そういうのがお好きで・・・」
(大丈夫ですよ、個性的な趣味の1つや2つどうってことないです、そういう時代ですものね)と、理解の色を示そうとする駅員さんがちらほら。
初めは困惑した表情を見せた方も、地上まで調べてから改札に戻った井上に「うちの駅は何段でした?」と興味を持ってくれた。今回の取材は孤独なものと予想していたが、「○○段でしたよ」「へー! 意外と私らも知らないもんですなー」とちょっとしたやりとりを交えることができ、少しの間疲れを忘れる。そして、多くの方が「ご苦労さま」「お疲れさま」と労いの言葉を投げかけてくださるのであった。
また、駅員の方5名に、市営地下鉄のプロならではの目線から最多段数の駅を予想していただいた。
名前の挙がった三ツ沢下町駅の階段の「一部」
最も多く声が挙がったのは「高島町駅」と「三ツ沢下町駅」。だが、横浜市営地下鉄には1度しか乗ったことがない井上(スポーツチャンバラ取材での岸根公園駅のみ)。
ある駅員の方には、「あなた! 高島町駅と三ツ沢下町駅は体を休めてからか後日にしないと!」と脅される。そ、そんなに地下深くにあるのだろうか。
調査は1日で終わらず、2日目に突入
関内駅から始めたこの調査。
「行けるだけ行こう!」をテーマに、無心で“下車→カウント→乗車”を繰り返してきたのだが、膝が笑い始め、筋肉痛も影を見せ始めたところで、ブルーライン湘南台方面の終点/湘南台駅まで来ることができた。4時間、白目を向きながら上りまくって調査対象の半分を達成。そして、ここまでで井上が制覇した階段数はなんと・・・1341段なのであります。(各駅の段数は記事最後のKDSランキングにてどうぞ)
※ただし、調査ルール2で設けた駅員の方でも、どの出口が最も階段数が多いか不明な場合、全ての階段を調べる”事態が思いのほかあったので、非公式では1700段ほど。(しかも調べた結果同じ段数というオチ、多し)
そして、2日目。
初日のダメージで疲弊した足に、市販の鎮痛薬を塗りながら調査開始。
塗り塗り、テクテク
桜木町駅・高島町駅・横浜駅を調査した後、痙攣した足を休めるためブルーラインあざみ野方面の終点/あざみ野駅まで向かいながら、電車内で暫し休憩。こちらにはグリーンラインもあるので、気分転換にもなるかも。
そんなこと言われたら、引き返したくなっちゃうじゃないの(日吉本町)
このクラスになると階段を選ぶ人はほぼいない(日吉本町)
カウンターを見つめ放心することも