はて、「スポーツチャンバラ協会」とな。
チャンバラといえば昔の子どもの遊びのイメージがあるが、正式なスポーツとなると想像し難い。スポーツチャンバラ（以下、スポチャン）とは一体どんな人がするのか、また協会の規模はどのくらいなのかキニナル･･･。

激辛タンタンメン／ドヤ街／メガジョッキ、と一風“アレ”な取材を重ねてきた井上だが、今回はスポチャンをご紹介！

「スポチャン」を紐解くにはまず体験だ！

先んじて道場での体験取材も快諾していただき、横浜市内に15ある教室の中から港北岸根町にある神奈川県立武道館の道場で1日弟子入りすることに！
　

ここの教室には、すごい先生がいるとのこと

「どうもどうも！」と握手で迎えてくださったのは多田悟先生。ピンとした背筋とよく通る声が快活な人柄を思わせる男性で、子どもに「せんせー」と追い回される姿はほのぼのとしたもの。

と、先生のシャツに目をやるとそこには“2003　World　Champion”と神々しいフレーズが！
　

多田氏。冗談がポンポン飛び出すが、元スポチャン世界チャンピオン！

子どもクラスの様子からお伝えする！
　

槍を持って、はいポーズ。小太刀・長剣などさまざまな武器がある
　

礼に始まり、礼に終わる

武道経験ゼロの井上はまず、幼稚園・小学生のクラスから参加。インストラクターとして大学生が数人おり、くまなく目を配っているので、置いてけぼりになる子どもはいなそうだ。
　

女の子も剣を振るう！
　

井上は日本体育大学の今野浩太郎さんに教えていただく
　

「右手？左足？　･･･あれ！？」

つきっきりで教えてくださった今野さんは、お母様の影響で大学入学後にスポチャンを始めたという。現在は学生生活のかたわら、埼玉県所沢の教室でも子どもたちに指導している。

早稲田大学に通うインストラクターの野村五月さんとスポチャンの出会いはなんと1歳の時。スポチャンをされていたお母様とお姉様の勧めで始めたスポチャン歴はもう、20年ほどになる！　今まで世界大会を5回制覇しており、海外でも有名なのだとか。
　

世界大会を5回制覇しているインストラクターの野村さん
　

エアソフト剣。怪我はしないが、当たるとそれなりに痛い