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【はまれぽ3周年特別企画】横浜の本当においしい川の水はどこ?2013

ココがキニナル!

あれから約3年、横浜の一番おいしい川の水はどこ?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

普通に飲んでおいしかったのは満場一致でやはり帷子(かたびら)川。しかしながら「川の水は飲むものではない」ことは確か

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ライター:伊東じゅん

いざ、試飲!
 


4つの川から汲んできた水たち。キャップに書かれたひらがなは川の名前の頭文字
 

目つきが険しい長谷川
 

うぎゃぁあ(境川)
 

なんか半笑いな木下
 

やばい!(鶴見川)


続いて、前回川の水を飲んでいる吉田が危機水、いや利き水をすることに。
 


無表情な吉田


むせながら飲んでいた、境川と鶴見川はすぐに正解!
帷子川と大岡川の二つで迷っていたようだが、見事正解した吉田!
 


正解して嬉しそう


編集部の反応を川ごとにまとめてみた。

大岡川・・・ざらっとする、生臭い、科学的
帷子川・・・無臭だけどくせがある、全然ふつうの水、まろやか
境川・・・うえっ!? うっっ、大岡川と似ている、緑色の味
鶴見川・・・これは無理! 工場の味、やばい

さてここで、前回も登場していただいた「水ソムリエ」ことお笑い芸人末高斗夢(すえたかとむ)さん改め「三遊亭こうもり」さんに登場していただこう! 現在は落語家に転身し、「三遊亭こうもり」さんと名前が変わっているが、川の水は以前と変わっているのだろうか。
 


ノリノリでのぞむ、落語家に転身した三遊亭こうもりさん
 

まずは前回同様においから
 

舌のうえでじっくりころがす


さすが水ソムリエだけあって、慎重に一つ一つ味わっていく。
こうもりさんは前回と同様、「好きなのは帷子川」、「残念なのは鶴見川」と評価。

意外なのは前回よりも境川が飲みやすくなっているということ。多分、上流で工場がなくなったり、状況が変わったりしたのだろうとこうもりさん。

こうもりさんにも利き水をしていただく。
 


真剣にティスティングするこうもりさん 


吉田と同様、境川と鶴見川はすんなりと正解! 帷子川と大岡川で迷いに迷いに迷い・・・不正解。
 


間違えて落ち込む水ソムリエ
 

「やった~勝った~」と大人げない吉田


ここで、一番おいしい水と残念な水を決める。
 


うだうだと論議するはまれぽ集団


長いうだうだ論議でようやく決まった結果は

1位:帷子川 2位:大岡川 3位:境川 4位:鶴見川

という結果に。

今回はプロの意見と同じ帷子川が高評価だったようだ。前回高評価だった大岡川は残念ながら帷子川に一歩及ばなかった。鶴見川の相変わらずの「やばい!」という評価は変わらなかった。
 

一番好評な帷子川、不評だった鶴見川でうどんを作ってみる



結果が出たところで、高評価の帷子川と不評だった鶴見川の水で飲むだけでは飽き足りず、うどんを作るという恐ろしい発想をするはまれぽ編集部。

前回は川の水でご飯を炊いたが、今回はうどん・・・。一体どうなる!?
まずは、好評だった帷子川で作った。
 


こんぶで出汁をとった
 

帷子うどん
 

いただきます!

 
汁をすすって、一言。
 


うん! 普通に旨い!
 

煮沸して菌を飛ばしたためか、ご飯を炊くよりも直接的に味を感じないので食べやすいと絶賛!

そして問題の鶴見川。作っている途中、すでに強烈な臭いが漂っていた。
 


こんぶで出汁をとっている最中に気絶しそうになった
 

鶴見うどん。見た目は帷子うどんと変わらないが・・・
 
 
器を眺めたま中々食べようとしない3人・・・

 
先頭を切って、こうもりさんが口を付けたが・・・
 


あ~、これは・・・

 
言葉につまるこうもりさん。
続いて長谷川、吉田と口を付けるが・・・
 


みんなで撃沈


どうやらしょっぱさと、独特なえぐさがうどんにしても残っていて食べられるものではないらしい。

続いて、何とかして鶴見川の水を活用したい、とあきらめきれない木下は、鶴見川の水でゆで卵を作っていた。
 


ゆで卵にかぶりつく木下・・・中身は半熟


さて・・・鶴見川の水でゆでた卵の味は・・・?
「あっ、塩味がほのかに効いていておいしい!」
興奮する木下。ペロッと平らげた。不信感を抱きながら、長谷川と吉田も恐る恐る口にする。
 


あっ、おいしいかも・・・ 


どうやら鶴見川のしょっぱさで、ちょうどいい塩加減になったようだ。
ゆで卵に塩を付ける手間が省けるということを発見できてご満悦なはまれぽ編集部。最後にお茶を飲んで和むことに。
 


お疲れさまでした!
  

飲んだと同時に飛び上るこうもりさん


最後の最後に出されたお茶は、鶴見川の水で沸かしたお茶だったようだ。煮沸したにもかかわらずこの味。お茶との科学反応がまた独自の味を生み出しているそうで・・・恐るべし鶴見川・・・。
 


やっぱりどう考えても鶴見川はまずい、と言い残し去っていった