鶴見の沖縄度合いはどれくらい?
ココがキニナル!
鶴見の沖縄度合いをしらべてください特に呑み屋さん(^^ゞ (hardさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
街に行くだけでは沖縄情緒は感じられないが、店で沖縄の人と喋ったり行事へ参加したりすれば、度合いは高まる。
ライター:定者 和也
昔から住んでいる人の沖縄度は?
お手製のサーターアンダギーをいただいたが、本当に美味しかった
石原(旧姓:宜野座)富子さん。「はまれぽを見た」と言うと、サービスしてくれるそう
―鶴見に移住されたのはいつですか?
40年ほど前かね。鶴見にコミュニティがあるのは沖縄にいた頃から知ってたから、移住はしやすかったよ。
―当時と今とでは、雰囲気は違いますか?
昔はもっと賑わってたね。でも、工業地帯がなくなったり、この辺りに住んでいた若い人たちが東京に出たりといった理由で、年々活気はなくなってる。私は県人会の「婦人部」の活動に参加してるけど、若い人たちはほとんど見ないね。
―なるほど。ところで、この辺りに沖縄の人たちが集まる呑み屋はありますか?
呑み屋さんもほとんどなくなった。この辺りだと「はっちゃん」という店が昔からの馴染みで、今でも人が集まっている。ただ今日は定休日(火曜日)だから、鶴見駅の近くの「ななまかい」に行ってごらん。
ということで、いただいたシークワーサージュースを飲みながら、早速行ってみた。
居酒屋でも沖縄度合いを感じることはできるか
場所は駅と湖鶴橋との中間あたり。毎週水曜日はライブを開催
店主の比嘉吉光さん。三味線の無料レッスンもしてくれるそう
―なぜ駅前で店を開いたのですか?
たとえば沖縄には会計をツケにするという風習があるのですが、仲通り商店街でも未だにその名残があります。だから我々沖縄人にとって、そういった慣れ合いが許されない駅前には抵抗があるんですよ。しかし、沖縄人が減りつつある今の状況を考えると、私が先頭に立って駅前に進出していく必要があると思いました。昔は「商店街を中華街のようにしたい」と考えていたこともあったのですが。
―客層としては?
沖縄の方も来ますが、横浜の人の方が多いかもしれないですね。本場の沖縄文化を多くの人に知ってほしいので、料理もこだわり抜いています。沖縄料理店は、レトルト食品を現地から取り寄せているケースが多いのですが、当店ではレトルトや業務用の材料を一切使っていません。
取材を終えて
「見た目の沖縄的な雰囲気」
☆☆☆☆☆
ところどころ「沖縄料理」などの看板を掲げる店があるものの、歩いただけでは他の商店街と変わらないというのが正直な印象。
「沖縄文化の浸透度」
★★☆☆☆
エイサーや沖縄相撲など、行事は毎年行われているものの、参加人数は年々減っているそうだ。最後に登場していただいた比嘉さんは「若い沖縄の人間が減りつつあるので、今後は県人会の存続も危ういかもしれない」ともおっしゃっていた。このままだといずれ沖縄の人たちがいなくなり、風習や文化も絶えてしまう可能性もあるだろう。
「沖縄の人たちとの交流」
★★★☆☆
スーパーや呑み屋で働く沖縄の人たち、そして客として訪れる沖縄の人たち(取材中もたくさんいらっしゃった)とコミュニケーションを取ることは充分に可能。今回お会いした人たちは、本当に丁寧に対応してくださった。
「総合評価」
★★☆☆☆
全体をまとめると、ただ単に街へ行くだけでは沖縄情緒は味わえない。行事に参加したり、店に行ってコミュニケーションを取ったりといった、自発的な行動が求められる。だがそれ次第では、より強い度合いを感じられるだろう。沖縄好きなら、行ってみる価値はありますよ。
―終わり―
bubukaさん
2015年02月13日 15時04分
飯食いによく行きますよ。ラフテー美味い。
bubukaさん
2015年02月13日 15時04分
飯食いによく行きますよ。ラフテー美味い。
acts29さん
2012年04月20日 14時15分
ちょっと拍子抜け、行ってみてそうだろうな、という感じ。