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野毛に多数あるゲイバー事情を突撃取材!

ココがキニナル!

野毛にはゲイバーがけっこうな数あるそう。一見さんやノンケ、女性でも気軽に入れるお店は?野毛で看板のない会員制バーは殆どゲイバーと聞いたことがあるんですが本当?(miyukidさん、むらさん)

はまれぽ調査結果!

野毛界わいに約50軒あるゲイバー。そのうち、6~7軒は女性でも入れるMIX店。会員制バーといえど、すべてがゲイバーでもなかった

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ライター:クドー・シュンサク

MIX→オンリーとゲイバーを渡る



ビルを4階まで上がり、店の入口に到着。実態のわからん店に、しかも奥まった暗い雑居ビルに突撃するのはなかなか緊張感がある。
 


ドアが開いている

 
中へ。お店の方に、野毛にあるゲイバーについてと取材の旨を伝える。こちらのお店はいかがなものかと尋ねると「うちはそうですが・・・ん? どういうこと?」。あらためて、女性でも入れるゲイバーがあるかどうかと、会員制とうたうお店はゲイバーなのか、ここのお店はどういうゲイバーなのか、それと野毛のゲイバーについて少しお話を聞きたい旨を伝えた。
 


「じゃあそこ座って話しましょうか」

 
まず、このお店はMIXなのか、オンリーなのか。女性でも気軽に入れるのかという問いには「うちはMIXでね。24年店やっていて、一時期は店を任せていたコがメンズオンリーにしていたけど、私が店に戻ってからはまたMIXにしました。個人的に、ゲイの方も一般の方も一緒に飲める店が好きなのでね」とのこと。
 


「倶楽部金太」オーナーの平田さん

 
「会員制はね、別にゲイバーを指す暗号でもなんでもなくてね。面白半分や泥酔したお客さんとか、ヤバい筋の人を断る文句として会員制にしているね、うちは。ゲイバーでも普通のスナックでも会員制はだいたいそうだね」とのこと。倶楽部金太は8割が一般客。ゲイの方は2割程度だという。
 


少し和やかに話せてきたので次の質問へ

 
メンズオンリーの店に取材は可能かと試しに尋ねてみた。平田さんは「基本ダメだと思うよ。オープンになってきたとはいえ、まだまだお客さんのプライバシーで、秘密にしなければいけない部分があるから・・・あそこなら大丈夫かもしれないから行ってみたらどうですか?」とのこと。

メンズオンリーのゲイバーの場所を教えてもらい、平田さんにお礼を言って、秘密の男子の花園へ向かうことに。
 


このビルの2階のこの店はメンズオンリーの店だが誰もいなかった

 
倶楽部金太から少し歩くと到着。このビルの3階に「太い」ゲイバー、メンズオンリー、男子の花園がある。
 


おじゃまします
 

細く薄暗い階段を上がる。3階へ着くと店の扉が開いた。中からお店の人が出てきた。とりあえず名刺を差し出し「いきなりですいません、今、野毛にあるゲイバーについて取材をしてまして・・・」と話しかけると、お店の方は無言で名刺と36歳独身の顔を3往復。それから「取材はお断りしていますので。テレビ東京の街番組も断りました。理由は簡単です」

少し怒らせてしまったかもしれない。冷やかしでもなければ宣伝でもなく、どういったお店でどういう場所なのかを聞かせてほしいと言うと、「基本、お客さんの秘密を守らなければいけないので、話せることはありません」とのこと。
 


無理を言ってこの写真だけ撮らせていただけた

 
お店の方は「話せることは、ウチが13年野毛でやっている男専のゲイバーということだけです。みなさん出会いを求めていらっしゃる方なので、店名とかそういうのも出さないでください」とのこと。
おじゃましました。
 


取材までいかず

 
基本、専門誌以外の取材等は一切受けないというメンズオンリー店。実際に客として飲んで取材ができる店を探すことに。ここで倶楽部金太の平田さんに電話。メンズオンリー店が取材できなかったことの報告と、どこか取材できる店はあるか尋ねた。平田さんから「MIXで良ければうちの姉妹店があるからそこで取材しなよ」とのお言葉。店名は「10CARAT(テンカラット)」、場所も伺い、いざいざ。