横浜の市場は本場だけじゃない!意外と知られていない「南部市場」の魅力をレポート!
ココがキニナル!
近所の南部市場、一度も立ち寄ったことが有りません。食堂もあると聞きますがどんなメニュー?価格もリーズナブルなのか?きになります。(マンジンさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
南部市場は一般人も入れる店舗&食堂がズラリ!新鮮な食材や高品質な物がお手頃価格で手に入る。第2・第4土曜日のイベントは特にオススメ!
ライター:ヨシノ シンヤ
南部市場に来ていたお客さんの声
南部市場に来ていたお客さんにもインタビューをしてみた。
ご家族でいらしていた石田さん一家
「初めて来ましたが、いろんなものがあるし新鮮なので買っちゃいますね(笑)。また来たいと思います」
・・・と、取材をしていると「はまれぽさんですか!?」と突然話しかけてくる人が。
夫婦で買い出し中に声をかけてくださった小谷さん
その正体は、はまれぽヘビーユーザーの小谷さん。「あっ、はまれぽさんですか!? いつも見てますよー!」と嬉しいお言葉。「南部市場にはよく来ます。うちは大家族だし、私は飲食店をやっているし、ここは大きいサイズも売っていてとても重宝しています。それに掘り出し物のB級品もあってオススメです」
最後に、顔出しNGのお客さんから、「どれも安いです。野菜も新鮮でいいですね。ペットボトルなどの飲み物も箱買いしています。」というコメントもいただけた。
いよいよ食堂へ
南部市場には共栄会が運営する食堂が6つある。まずは、先程紹介した商店街から少し離れた場所にある南部食堂へ。
ちょっと寂れた感じの建物・・・だがそれがいい
中には一般のお客さんもたくさんいた。ここは、東門から入るのが便利で、駐車場も完備。トラックの運転手などもよく来ているらしい。
市場ならではのメニューがズラリ! どれにしようか迷ってしまう・・・
海鮮丼(1500円)
豪華な盛り付けで、海鮮好きにはたまらない一品だ。そして、味噌汁にはなんと揚げ玉が入っていて濃厚な味わいになっている。これはかなりオススメ!
キッチンから料理を出してくれた女将さん
「うちは、昔からずっとごはんのおかわり自由でやってます。また、カウンターにはマグロやチクワの揚げ物が置いてあるので、これも全部自由に召し上がってください!」
なんという太っ腹な食堂だ!
太っ腹な大将・青木さん
「うちは100席あって、団体客が来ることも多いですね。バスツアーなんかの昼ごはんとして組まれたりしています。」
元々漁師だった青木さんは、サンマの出荷時期やマグロの仕入れなどにもかなりこだわっている。ここの料理は、市場メシというよりも、漁師メシに近いのかもしれない。無骨でガッツリ食べられる食事が好きな人は、南部食堂へ! ちなみに、市場が休みの水曜日も営業している。
次に、こちらも商店街から離れた場所にある「横濱屋本舗食堂」。
お昼時はいつも満席
続いて、商店街の中にある南部亭へ。
南部亭の入口
こちらは、商店街の中にあり、3つの食堂が入っている。
和食の「蒔田」
洋食の「ルテス」
ラーメンの「一品香」
そして、最後にご紹介するのは、商店街の中にある「東北被災地復興食堂 浜小屋」。東日本大震災の直後から復興支援をおこなってきた店長が運営するお店だ。
商店街の中にある東北被災地復興食堂
2013(平成25)年の末にこちらにお店を構えて、「食べて応援」をキーワードに宮城県女川町からさまざまな魚介類を仕入れて提供している。
お店の内外の壁には、復興応援のポスターが
サンマの振る舞いイベントに使われる炭焼きコンロとのぼり
海鮮市場丼(1200円)
これとは別に、女川の魚介を乗せた海鮮女川丼というメニューもあるが、仕入れ次第で数量限定となる。
取材を終えて
さて、ざっと商店街の店舗や食堂を紹介してきたが、いかがだっただろうか。2015年の3月に市場は統合されて南部市場でのセリはなくなるが、この記事で紹介した店舗や飲食店は変わらずに・・・いや、もっとパワーアップして営業を続けていくそうだ。
統合後も、お菓子のまとめ買いや
年越しの準備もできる!
共栄会の方では正直なところ、まだ詳細は決まっていないとのことだったので、改めて横浜市の担当者に話を伺ったが、こちらも「南部市場は本場でさばき切れないものを扱う物流センターとして機能していく。また、商業施設については現在共栄会と話し合いを進めており、こちらでもまだ詳しいことは決まっていない」とのこと。
いずれにせよ、南部市場の魅力的なお店が、営業を続けていくことだけは間違いない。横浜の市場と言えば本場が有名だが、実は南部市場も一般客が入れるエリアがあり、安くて良いものを見つけることができる。第2・第4土曜日は食物の振る舞いなどがある一般客向けのイベントをしている。さっそく行ってみよう!
―終わり―
ushinさん
2014年07月11日 16時36分
http://hamarepo.com/story.php?story_id=980 「豆や調味料など食品全般を扱う「イセタカ」では、賞味期限切れの飲料やへこみ缶など、ワケアリ商品を通常価格よりも大幅に値引きして販売。次に訪れたら店名が「ワケアリ屋」なっているかも!?」えっ!?予言しちゃってたわけ?はまれぽスゲーよ!
今宵月男さん
2014年07月08日 01時32分
出川哲郎さんの親族の方が経営されている海苔屋さんもありますよね。とてもおいしいです。あと、商店街は12時までじゃなかったかな?朝から行かないとだめですね。
まっこうさん
2014年07月07日 19時59分
南部亭と南部食堂へは昔からよくお昼食べに行ってましたが、お気に入りだった店が近年どんどん無くなってしまい、行く回数がすっかり減りました。この先市場統合でどう変わっていくかが気になります。