映画「コクリコ坂から」の上映に合わせたイベントとは?
ココがキニナル!
映画「コクリコ坂から」の上映に合わせて、横浜ではどんなイベントが行なわれるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
KDDI株式会社が行なう各種「キャンペーン」や、地元のNPO法人による「映画の舞台まちあるき」などがあります。
ライター:河野 哲弥
NPO法人横浜シティガイド協会が全面協力
現在は副会長に退いた、同協会の嶋田さん
NPO法人の横浜シティガイド協会は、現在10弱を数える横浜のボランティアガイドの草分け的存在。
同協会では今回の上映に合わせ、「海と俊が歩いた街」 元町・中華街・山下コースをはじめとした3コースのまちあるきを、7月18日から9月4日まで各コース3回、全9回実施する。
各コースの見学ポイントは、約100名からなる協会のスタッフが自ら足を運んで選定したもの。
若き日には横浜の映画館に通い詰めたという嶋田さんの熱い思いももちろん含まれている。
また、「コクリコ坂から」は横浜が舞台であるが、「コクリコ坂」という名前の坂は実在しない。
そこを、無理を承知で「最もコクリコ坂に近い坂」を尋ねてみたところ、「汐汲坂」ではないかと嶋田さんは言う。
フェリス女学院高の東脇を抜ける「汐汲坂」
この坂は、かつての塩の商人が横浜港から塩を運んで山手へ届けた難路でもあり、高校生が行き来するところもイメージとしてマッチするのではないかとのこと。最も、坂の先に海が見えないことには目を瞑って欲しいそうだ。
同協会では今後もオリジナルツアーを続々と企画していくとのこと。
今まで知らなかった横浜の魅力を知るキッカケにして欲しい。
ハマっ子も期待を寄せる「コクリコ坂から」
スタジオジブリ最新作の舞台として脚光を浴びる横浜では、行政が積極的にプロモーションに注力、加えて市内事業者との強力な連携により、受入体制は万全だ。
財団法人横浜観光コンベンション・ビューローでは、特集サイトで随時情報を発信していく模様。
「はまれぽ」でも、7月5日に行なわれる試写会の模様をレポートする予定。
これらを参考に、是非、映画の舞台、横浜の理解を深めてみて欲しい。
―第3弾に続く―