超格安・絶品100円メニューも?元ホテルのシェフが営む本牧の名前のない激安弁当屋の正体は?
ココがキニナル!
本牧の吾妻神社の前に多国籍っぽいお弁当屋さん。メニュー豊富でどれも美味しくて300円!ぜひ店名を聞いて/店長の経歴からなぜ今の店舗形態を選んだのか、今後の予定は (ro-me-3さん/ソロモンさん)
はまれぽ調査結果!
本牧の吾妻神社のほど近くのお弁当屋さんでは、リーズナブルながらきちんとおいしいお弁当がどれも300円でいただける。名前は近々決まるとのこと。
ライター:山崎 島
元ホテルシェフの作る激安弁当のあれこれ
まずは北向さんのご経歴について質問をさせていただくと・・・
さすが!!
プロフィールが書かれた用紙をいただきました。幼稚園から大学、そして今まで働かれたレストランが一目でわかります(写真もついています)。私もこういうの作ろう!
ん?
北向さんが料理の道へ入ったのは東海大学海洋学部に在籍していたとき。飲食店でアルバイトをしたのがきっかけ。
「大学よりも、料理の方が楽しくなってしまって・・・」と、大学を中退し、中華街のレストラン「ウィンドジャマー」にて料理のあれこれを学んだ。
落ちついた雰囲気のウィンドジャマー
同店では副料理長としても働かれたのだそう。その後、香港の三越デパートのケーキショップ「ロシュ」の日本人ディレクターとして海外へ。「もともとはフランス料理を勉強したくて、フランス行きを考えていたのですが、人づてに香港での仕事の話がきまして、いろいろ悩んだ結果、ケーキの勉強をすることもやりたいことにつながるのでは、と思い香港へ行きました」とのこと。なんと香港では10年、台湾で10年、アメリカで3年、計23年もの間、料理人として海外で働かれていたそう。
すごい経歴です
日本に帰国したのは11年前。日本では東京や横浜で激安の食べ放題のレストランを開くなどして、飲食業を続けていらっしゃる。この場所でお弁当屋さんを始めたのは約4年前から。北向さんのご実家の駐車場だったところに、このお店を建てたのだとか。
なるほど
そしてキニナル店名について質問すると「名前はね、まだ決まってないんだよねえ」と苦笑いする北向さん。こちらでお店を開く前、すぐ近所で別のお店をやっていて、その時は「ドカッ亭」という店名があったそうだが、こちらのお店では店名は未だ決めていないのだとか。
「もうちょっとしたらちゃんと決めますよ。今のところは“スラッシュ”にしようかなあとおもっています」とのこと。お客さん方は、以前の店名「ドカッ亭」と呼ぶ方が多いらしいです。
と、お話を伺っていると、続々とお客さんがいらっしゃった。
お客さん方にもすこしお話を
北向さんとお顔見知りという、こちらの男性のお客さん。この日はお友達のお家で飲み会があるそうで、お酒のおつまみを買いに来られた。このお店をなんて読んでいるのか、質問すると「名前は・・・知らないなあ。知らなくていいんだよ別に」とのご返答。たしかに、ご近所さんだったら「北向さんのお店」とかで共有できますよね。おすすめのメニューについては「なんでもおいしい」とのこと。
お父さん、お母さん、娘さんの3人でいらしたご家族にも
お話伺えました。なんとお父さん、はまれぽ読者の方でした。いつもありがとうございます。こちらのお店には、以前よく来ていたそう。お子様がこちらのカレーがお好きなんだとか。名前については「“ドカッ亭”と呼んでいます」とおっしゃっていた。
続々とお客さんがいらっしゃる
「名前のないお弁当屋さん」、かなりにぎわっているご様子。小学生の男の子からご年配の方まで、幅広い年齢層の方々が次々にお弁当を買っていった。
そんな知る人ぞ知る「名前のないお弁当屋さん」のメニュー一覧
外看板。賛否両論?
全部300円って・・・とにかく安いです。
メニューは洋食中心
何故こんなにお安くできるのかというと、北向さんは市販の材料にご自分のアレンジを加え、できるだけ安く、いろいろな種類を提供できるよう、工夫されているからなんですって。洋風のメニュー中心なのは、デミグラスソースをたくさんの料理に応用していることと、お客さんからのリクエストも多かったため。しかも!!
同店にはこんなメニューも
人気のオニオンカレーや日替わりの丼ものを、立ち食いだと100円でいただけるというシステムが!! 容器代を節約できるため、超格安ワンコインで提供されている。
いろいろな方に、お腹いっぱい食べてほしい、という想いがお強いんだろうなあ