一般人が入れないJR新川崎駅「元操車場」、外から楽しむスポットは?
ココがキニナル!
新川崎駅の操車場。駅直結なのに一般人は入れず、ほぼ毎日、鉄道ファンの方々が金網越しに車両を見ています。何が面白いのか分からないので、鉄道ファンにとっての魅力も!(タロー先生さん)
はまれぽ調査結果!
金網越しに見ているのは停車中の機関車。付近には、鉄道ファンに人気の珍しい車両が撮影できるスポットや公園もあるので、子どもにも人気
ライター:紀あさ
新川崎駅周辺の金網越しに見る車両
駅を出てやや左方、線路をまたぐ道路の上、投稿にある「周辺で鉄道ファンの方々が金網越しに車両を見て」いる場所に行ってみる。
歩道が広く安心して立ち止まることができる
金網越しに見下ろす線路
「新川崎で何が面白いのかと言われると、機関車です、というのが答えなのですが、実は新川崎駅の近くには鉄道ファンにとって、もっと面白い場所が2ヶ所あります」と今井さん。
駅から南に進み始めた今井さん
「ここも昔は線路だったと思うんですよね」と説明を受ける。
左手に機関車を見ながら進む
赤い機関車をクローズアップすると、赤い車体にHybridの文字
「これは発電機と蓄電池の両方を積んだハイブリッド機関車で、これからの主流となります」との解説。歴史ある機関車だけではなく、新しい機関車にも遭遇できる。
先を行くと、歩道から線路を見ている方々がいた。
鶴見区の滝川裕二さん(48歳)と母の知津子さん
撮影日は2月末だが、この日の彼らは、冬の間に多く見られる石油のタンク車を見に来たそう。そして滝川さんが手にしている『貨物時刻表』がキニナル。
この『貨物時刻表』は貨物列車だけの時刻表だが、一般向けに販売されているそうだ。
ページ下部に「新鶴見信」とあり、新鶴見信号場の到着時刻が分かる
いろいろな場所で車両との出会いを楽しむ人たちがいる。しかし今井さんのおすすめポイントはもう少し先。さらに進もう。
「ここもかつては線路で貨車がたくさんいました」という空地の横を過ぎる
目指していた「小倉こ線橋」に到着!