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横浜税関の麻薬探知犬、その活動内容とは?

ココがキニナル!

横浜税関には麻薬探知犬がいるそうですが、どんな活動をしていますか?

はまれぽ調査結果!

麻薬探知犬は海外から送られてきた荷物や郵便物、船自体に麻薬が隠されていないかチェックし、検査以外の時は、ハンドラーと訓練を行っています!

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ライター:吉澤 由美子

訓練と検査は犬にとって待ちに待った楽しい遊び

(続き)

市耒さんが何度か、ブルーン号の注意をそらさないよう指さし、集中した様子を「Good boy!(いい子だ)」と褒めるが、検査やスピードは犬の自由に任せている。
 


興味がそれないよう声をかける
 

ブルーン号の様子が変わる。アタリの箱が目の前


アタリの箱の前で足を止め、コンテナの中に鼻、次に前足、最後は上半身を突っ込んでじっくり確かめ、アピール。
 


探し出した箱を前足で軽く押えるようにする


それを受けて市耒さんが箱を確かめて「Good boy!」と呼びかけ、後ろに隠していた「ダミー」を取り出す。
ダミーはタオルを棒状に丸めたもの。
 


ブルーン号はうれしくてたまらない様子でダミーを噛み、引っ張る


夢中で遊ぶブルーン号を市耒さんが愛おしそうに扱う姿が心に残った。
 


引っ張り合いは一番楽しい瞬間




厳しさと遊びのメリハリ



場所を事務所に移し、市耒さんとインストラクターの菊池さんにお話をうかがった。
 


左が菊池信隆さん。襟や袖の『K-9』は英語のcanine(犬)から「人のために働く犬」の代名詞となった



麻薬探知犬は、訓練のご褒美が「ダミーの引っ張り合い=人間と遊ぶ」ことなので、人が好き、遊ぶのが好き、独占欲があるという性格が必要とされる。

どんな場所でも平常心を保てる、ものおじしない大胆さも重要だ。
 


見知らぬ来訪者にもどっしり構えている