経営が厳しい? 「東京湾フェリー」の東京湾周遊60周年特別クルーズを体験レポート!
ココがキニナル!
5月14日に「東京湾フェリー」60周年特別クルーズの運行が。満席・キャンセル待ちで残念。次回はあるの? 経営厳しい東京湾フェリーを盛り上げる為にも調査を(よこはまいちばんさん)
はまれぽ調査結果!
「東京湾周遊60周年特別クルーズ」は発売後すぐに完売した人気企画。東京湾クルーズ自体は、毎年5月に開催されていて、来年も実施予定
ライター:やまだ ひさえ
60周年特別クルーズの全容
今回の「東京湾周遊60周年特別クルーズ」のコースは、毎年、行われている東京湾クルーズと同じもの。午前10時10分ころの久里浜港を出港。浦賀水道を通り、千葉県富津市沖にある第一海堡(かいほう)沖を通り、東京湾アクアライン沖を通過する。
そのまま北上を続け、羽田空港D滑走路沖でUターン。南下し、横浜港、横須賀港沖を通過、午後2時過ぎ、久里浜港に戻ってくる4時間ほどのクルーズだ。
東京湾を周遊する
出港直後の船室をのぞいてみると、まずは席取り。
風の吹きこまない船室は大人気
家族連れやグループでの参加が多いため、ゆったりと座れる船内は人気が高い。出港直後にはもう満席状態だった。
2階客室にある売店はすでに列ができていた
船旅の楽しみの一つにグルメがある。横浜や横須賀だけでなく対岸の千葉県下の特産品やご当地グルメが味わえるのは、久里浜港と金谷港を結んでいる東京湾フェリーならではだ。
2階デッキには、特別クルーズだけで堪能できるご当地グルメも用意されている。
ご当地グルメの屋台が並ぶ3階デッキ
千葉県の特産品が並ぶ
鴨川市は浜焼きを再現
横浜市内のカレー店も出店
横須賀名物の煮穴子重は出港まもなく完売
潮風に吹かれながらご当地グルメに舌鼓。最高の贅沢だ
峯村さん親子もしっかり食べ物をゲット
船内は早くも宴会ムード
ちなみに筆者もミールクーポンを使ってご当地グルメを堪能。ただ、取材を優先させるために手軽に食べられるものをチョイスした結果、選んだのがこれ。
手軽さと匂いにつられた
マグロの串焼きとカレーおにぎり
炭火で焼いたマグロは、ふっくらジューシーで口の中でとろける感じ。カレーおにぎりはスパイシーでボリューム感があり、1つで満腹感がある。
クルーズではグルメ以外にもご当地アイドルやフラダンスの特別ライブショーという楽しみもある。
1組目は、「歌って・踊って・拾って・潜れる社会貢献アイドル」として、和歌山県南紀白浜市を中心に活躍する「海女さんアイドル」、「WHiTE BEACH(ホワイトビーチ)」。
海女さんのコスチュームでライブを披露
2組目は、藤沢市を拠点に活動する「Olilani Hula Studio(オリラニ・フラ・スタジオ)」の皆さんのパフォーマンス。
情熱的なフラダンスで魅了
公演はそれぞれ2回。開始前に船内アナウンスで案内があるので見逃すことはない。
ショーを楽しみにしている乗客も多い
ひときわノリの良い乗客を発見。
アメリカ人のソフィア(左)さんのグループ
ご当地グルメを味わい、ショーを楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎていく。