横浜港シンボルタワーで、本当に「本牧カレー」は売っているの?
ココがキニナル!
本牧にあるシンボルタワーの休憩所に「本牧カレー」なるノボリがありますが、カレーが売られている店はありません。タワー内のどこで売っているのか知りたいです。(ぱぱさんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
シンボルタワー休憩所の管理室で販売していました。あまり目立ちませんが、ディスプレーにも見本が飾ってあります。
ライター:河野 哲弥
まさに「灯台もと暗し」、本牧カレーは休憩所で売っていた
休憩所に戻ると、確かに「管理室」がありました。
そこにいらっしゃったのは、タワーを管理する鈴木所長さん。
今回のキニナル、一挙に解決か。
入ってすぐ左手にある、「管理室」の入り口
「すみません、本牧カレーってドコで売ってるかご存じでしょうか?」
「はい、ココで売ってますよ」
なんと「本牧カレー」は、ノボリから歩いて数歩のところにあったのでした。
「どこにあったかなぁ」と、探しはじめる所長さん
確かに「HONMOKUカレー」とある
「エート、賞味期限は…」などと確認し出す鈴木所長。
実際、どのくらい買う人がいるのか聞いてみると、見事にはぐらかされてしまいました。
どうやら、好評販売中とは言い難い雰囲気があります。
実際、どんなお味なの?
せっかくノボリもあるのに、なぜ、こんなに分かりづらいのでしょうか。
その点を鈴木所長に聞いてみると、「ディスプレーでキチンと宣伝している」とのこと。
管理室脇にあるディスプレー
よく探すと確かにあった。(525円)
この「本牧カレー」。横浜港シンボルタワーのオリジナル商品ではなく、「横濱本牧観光協会」の委託を受けて、販売しているのだそうです。
もともとこのタワーは、商船三井興産という会社が、市の港湾局から「指定管理者制度」の入札を経て管理している物件。
同社は不動産業やビルメンテナンスが本業なので、あまり物販には力を入れていないのかもしれません。
せっかくなのでお土産に購入し、自宅で試食してみました。
カレーというよりも、ハヤシライスに近い感覚
一口食べて感じたのは、デミグラソースのようなコクの深さと、果物系の酸味でした。
豚肉の塊もゴロゴロ入っていて、結構おいしいかも。
全国でも珍しい、民間の観光協会が作る「本牧カレー」
後日、販売元である「横濱本牧観光協会」を訪ねてみました。
同協会の事務所は、本牧の「美奈登鮨」というお店の中にありました。
どうやら官公庁ではなく、民間が運営する観光協会のようです。
お城のような外観の「美奈登鮨」
同協会の会長、鶴田さん
鶴田会長によれば、かつての本牧は、牧場や米軍住宅があったことから、洋食文化が盛んだったそうです。
そんな本牧のシンボルとして、横浜開港150周年に合わせて生み出されたのが「本牧カレー」。
年間5万食以上も売れる人気商品なのだとか。
こだわりの国産食材を厳選した結果、レトルトカレーとしては比較的高価となっていますが、一度食べれば病みつきになるそうです。
同商品は、山下町のシルクセンター内にあるアンテナショップ「かながわ屋」他で販売されています。
皆さんも、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
―終わり―
とうさんさん
2013年03月15日 14時20分
横浜も広い。 本牧カレーなんて聞いた事もないっと思ったら、横浜開港150周年(2009年)を迎えるにあたり、横浜本牧観光協会が横浜名物として売り出したのが「横浜本牧カレーなんだって。 正式には「よこはまHONMOKUカレー」。 製造は埼玉県神川町の食品会社に委託。 年間5万食以上も売れるだったら大ヒットだな(笑)
ゆ~ぱぱさん
2012年01月14日 12時06分
「根岸不動下」交差点にあるショップでも売ってるみたいですね
ぱぱさんさん
2011年11月29日 10時02分
「大豆戸」の記事に続いて調査いただきまして、ありがとうございます。『「はい、ココで売ってますよ」』にずっこけてしまいました。休憩所に管理人さんがいらっしゃり、そこで売っていたとは・・・。トライしてみたいと思います。投稿者 ぱぱさんより