見る・乗る・触る・買うで鉄道を満喫! 京急ファミリー鉄道フェスタ2018の様子をレポート!
ココがキニナル!
京急久里浜工場の公開イベント「京急ファミリー鉄道フェスタ2018」はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
体験イベントや展示に好奇心が刺激され、車両部品も販売されるなど物販も充実。天気にも恵まれて大盛況だった。
ライター:はまれぽ編集部
洗車のしくみを体験
京急電鉄広報部の関根拓郎(せきね・たくろう)さんは、このフェスタは「普段京急をご利用されるお客様やファンの皆さんへ感謝を込めて、通常見られない珍しいものや、体験できる企画を用意し、楽しんでいただくことをコンセプトにしています」と話してくれた。
「フェスタを通じて、京急から皆さんに日々の恩返しができればうれしいです」と関根さん
安全で快適な運行を支える仕組みを見学できたり、鉄道の現場の仕事を体験したりと、京急を身近に感じる企画が盛りだくさんだ。
例えば、電車の洗浄を車内から見学できる洗車体験。まず1台目の洗車機で薬液と水を噴射して汚れを落とし、2台目の洗車機で水を吹き付けて車体を綺麗にする様子を職員さんの解説やクイズを交えて見学する。高速でブラシが回転する洗車機を通過する瞬間はちょっとしたスリルがあり、特に子どもの参加者は大はしゃぎしていた。
低速で動く電車に洗車機で薬液を吹き付けて洗う
これから汚れと薬液をすすぐ
2台目の洗車機で水を吹き付けて薬液を落とし
ピカピカになりました。洗車は3~6日に1回の頻度で行うという
本物の運転台で運転士に
事前申込が必要な小学生以下のお子さん限定の運転台操作体験では、制帽を被って本物の運転台に座ることができる。
4歳のお子さんが参加した大滝さん一家は、職員さんのていねいな説明にご両親も興味津々で、忘れられない体験になったようだ。
本物のハンドルはずしりと重い
運転士を経験した職員さんがていねいに教えてくれる
「普段入れない場所で貴重な体験ができてよかったです」とうれしそうな大滝さん一家
このほか、方向幕操作体験ではめったに見られない珍しい組み合わせの行き先が出せたり、架線作業車に乗って架線の高さを身体で感じたりとイベントが充実。どの体験も順番待ちの列ができるほどだった。
方向幕を操作すると、相互直通している京成電鉄の上野駅も表示された
架線作業車乗車体験では、乗車した作業台が上昇し、架線の高さを体感