見る・乗る・触る・買うで鉄道を満喫! 京急ファミリー鉄道フェスタ2018の様子をレポート!
ココがキニナル!
京急久里浜工場の公開イベント「京急ファミリー鉄道フェスタ2018」はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
体験イベントや展示に好奇心が刺激され、車両部品も販売されるなど物販も充実。天気にも恵まれて大盛況だった。
ライター:はまれぽ編集部
マスコットやバスも参加
京急ファミリー鉄道フェスタ2018では、鉄道のしくみを学べるイベントのほかにも楽しめる催しが充実。マスコットとの記念撮影会にはりんたん(川崎鶴見臨港バス)、はまりん(横浜市交通局)、のるるん(東急電鉄)、えのんくん(江ノ電)、ながにゃん(長崎電気軌道)の5社局のマスコットが出演し、人気を集めていた。
右からりんたん、はまりん、のるるん、えのんくん、ながにゃん
はるばる長崎からやってきたながにゃん
バス車両も展示。以前取材した夢見ヶ崎動物公園応援バスも来ていた
財布のリミッターは解除! 次々売れていく部品
そして、全国29社の鉄道・バス会社などが集結した物販コーナーでは、本物の電車部品やグッズが盛りだくさん。どのブースも午前中からにぎわいを見せて売れ行きは好調の様子。とりわけ実際に車内で貼られていた路線図が人気のようで、京急、京王、東急、相鉄などの路線図を持った来場者をよく見かけた。
売りに出される路線図
東京メトロではつり革を販売
京王電鉄のブースでは昼過ぎに路線図は完売、方向幕の売れ行きも好調だったという
関西からは阪神電鉄などが出展
しかしこれだけでなく、本物の部品をコレクションできる催しとしてもうひとつ、京急の電車部品即売会も開催。ここでは車内の備品や方向幕、計器類などが販売されたが、どれも飛ぶように売れていく。極めつけは2000形で使われていた本物の座席(1万円〈税込み〉)で、大きな座席が次々売れていく光景にはこの日一番驚かされた。
飛ぶように売れて行く
車両についていた銘板やナンバープレートも販売
座席を購入し、宅配の手続きをしていた鉄マニさんともみじさんに話を聞いてみると、2人とも鉄道部品のコレクションが趣味で、この部品即売会を最も楽しみにして訪れたという。
2000形は京急の中でも乗った回数が多くて愛着ある電車だそうで、「座席は自宅に飾ってインテリアにしたいです」とテンション高めに語ってくれた。
お目当ての品をゲットして満足げな鉄マニさん(右)ともみじさん
通称サボ受けと呼ばれる、表示板を入れる枠も購入していたもみじさん
好天にも恵まれ、2万3430人が来場した京急ファミリーフェスタ2018。「乗る・見る・触る・買う」で皆さん鉄道を120%楽しんでいたようだ。
2019年は20回の節目になるので、関根さんも「今まで以上に楽しんでいただける、面白い企画をたくさん用意したいですね」と来年への意気込みを語ってくれた。
この場所では目に入るものすべてが珍しく、自然に好奇心が刺激され、財布のひもが緩んでしまう。早くも来年が楽しみなイベントだ。
お帰り臨時電車で会場を後にする。職員の皆さん、ありがとうございました!
取材を終えて
予想以上に楽しく、職員さんやファンの熱い京急愛を感じた京急ファミリー鉄道フェスタ。
年に1度なのが惜しいくらい、何度も足を運びたくなるお祭りだった。
―終わり―